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毎朝のつぶやき「僕のネタ帳」

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毎朝ルーティーンとして頭の中を整理をするためにTwitterを活用。そのつぶやいたネタをまとめたコンテンツ集、単なる「アイデア帳」です。テーマは「ジュニアサッカー」「本質のあぶり…
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2020年8月の記事一覧

過去、現在、未来、時間の大切さを小さい頃に伝えることで将来は変わる。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳50】

サッカーの試合への指摘は簡単。 大事なのはどう配慮するか。起こった現象に対して選手のコンディション、監督の試合までのプラン、準備した戦術など前提となる要素を知らずに口を出すわけだから最低限の配慮はマナーだと思う。先日ペップに対して、ただ指摘するだけの記事を読んだので備忘録として。 指導現場はシミュレーションする力が問われる。 つまり、未来への挑戦。でも、指摘は結果起こった現象に対する振り返りなので、そもそも領域も難易度も異なるのでリスペクトは大切なこと。結果から「サッカ

練習ばっかりしても体調が整ってないと実力は発揮できないよね。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳49】

JクラブとCLの常連クラブとの差はどこにあるのか? 今季の決勝を見てて思う。年間60試合を戦うのにあれだけのパフォーマンスを発揮できる。もはや監督とコーチが管理できる領域だけではあのタイトルを獲れない。クラブとしての方針や選手の選定、年間プランとコンディション管理は現場領域を超える。 トレーニングとコンディション管理は切り離せない領域だ。Jリーグに目を向けると8月に安定した力を発揮できたチームがどれだけあるのか? この猛暑のなか、この試合数をこなすにはトレーニングより回復

小さい頃は無理に特化することはない。心身に大切なものを身につけるだけでいい。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳48】

サッカーならではの分析軸って何だろう? きっとシステム、ポジションという内容が挙げられる。見方を変えるとこれだけに特化するとサッカーでしか通用しない要素になる。特にサッカーの指導に関わる人はこれを認識し、理解しておく必要がある。それはプロを育成することが目的なわけじゃないから。 ジュニア世代の育成で大切なことはサッカー以外にたくさんある。自分の思い通りに体を動かすこと、目から入れた情報を認識できるように認知まで高めること、ボール=モノを上手に扱える動作を獲得すること…発育

そのときの気持ち、そのときに伝えると温度がある。なんか心に響くね。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳47】

夏も終わろうとしてる。世の中も少し落ち着きを取り戻すなか、変わったこと、元に戻ったこと、人々の行動の性質、本質の部分が見えたところもある。サッカー界であれだけトップレベルのコーチが情報配信してたのがパッタリなくなった。現場という日常が戻ったから仕方ないけど、ちょっと残念だなぁ。 現場対応で忙しいと思うけど、ちょっとだけ欲をいえば「今」だからリアルに指導しているときの気持ちや考えを発信してほしい。生の声を聞きたい。あらためて整理のために考え直した言葉も大事だけど、感情のこもっ

運動もスポーツもまず健康でプレーできる体と心があれば十分にやれるよ。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳46】

サッカー選手もアスリート能力を求められるようになりつつある。 では、「創造性が失われたのか」と問われたらそんなことはない。ただインテンシティ(プレー強度)とトランジション(切り替え)の重要性が高まったことは間違いない。息を吹き返す選手もいれば、個性を生かしにくくなった選手もいる。 多くの人がフィジカルに焦点を当てて体を鍛える方向にまた進むだろうが、大切なのは選手の特徴であり、引き出して伸ばすこと。この個の土台があって他者の持ち得る領域に挑戦すればいい。何の土台もなく、他者

時間の大切さをどう子どもに伝えるか。それで選手の過ごし方は変わる。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳45】

サッカーでも、社会でも、時間を搾取する人は嫌がられる。 たとえば、ジュニアサッカーではドリブルばかりする選手は「パスをしろ」と矯正されることが多々ある。そう指摘するコーチはその選手が「時間を搾取している」と思ってる。しかし、見方を変えるとそのドリブルは「違い」になるかもしれない。 チームに「間」を与えるドリブルになれば、それは「違い」=特徴に進化する。この考えのキーワードは時間の「配分」にある。ドリブルの瞬間だけを見れば搾取だが、その後の流れを見てチャンスを生み出したり、

人の言葉に耳を傾けられると成長も倍だよ。子どもに教えたいね。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳44】

どう違いを作れる選手になるか?  これは人生でもサッカーでも生き抜く上で重要なこと。人との違い≒特徴ともとられられるが、意外に自分で思ってることと人が感じてることは異なる。だから、人の意見に耳を傾けるのは大切なこと。そのおかげで想像もしなかったプレーを身につけられるかもしれない。 たとえば、長谷部誠選手がデビューした頃、今のような選手になると誰が想像しただろうか? 自分の可能性はどこに転がっているかわからないことも多々ある。大人になっても人の意見を聞き入れられる、受け入れ

自分が考え、決め、行動し、結果が出る。サッカーは振り返りも自分。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳43】

サッカーの何が楽しいかって自分の意志でプレーできること。 自分の考え、決定が成功と失敗をもたらし、自らのプレーを評価し、見つめ直すことができること。この自由さに魅力を感じて、僕は野球ではなく、サッカーを選んだ。やらされるのが嫌だった。練習参加で監督に指示されるのに違和感があった。 もう35年くらい前の話だから、今は野球界も少しずつ変わっている。何人か知り合いの指導者もいるけど、子どもの意志で楽しめるようにさまざまな工夫をしてる。小さい頃はプレーすることが基本。待つ時間を少

運動と休息は一つのサイクルだよ。子どもが健やかに育つために。【毎日のつぶやき/僕のネタ帳42】

フィジカル、メディカル関係者に取材すると必ず口にすることがある。 「ケガをしてしまってから私たちのもとに来ても治すこと、戻すことしかできません。まずはプレーせずに休息することが最優先ですから『大事な試合があるから何とかプレーしたい』と頼まれても困るんです」 選手にとってプレーと休息は両輪で回る。サッカーコーチとはプレーを指導する人。当然トレーニングについて学び、選手に向き合う。一方で、選手の体と心を守れるのも現状のジュニアではコーチしかいない。オーバーワークをすれば心身が

日本って「科学or IT×子どもの成長」を話すと大人が聞く耳持たないよね。なぜだろう?【毎日のつぶやき/僕のネタ帳41】

早生まれについての良い情報。多少あおった書き方だけど、1ページ目の下記一文からはサッカーの育成コーチが読んだほうがいい内容が記されてる。特に「発育発達」に関係するテーマのため、目を反らせない。 ▼山口教授によると、理解の鍵になるのは「認知能力」と「非認知能力」という概念だという。 日本の育成コーチは、結果的に「サッカーさえうまくなればいい」情報にしか目を向けない。発育発達などのテーマを学術的な観点から語っても見向きもしないが、世界では子どものために真剣に向き合っている。