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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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2022年2月の記事一覧

10年後、あなたの地域のクラブは生き残っているか?【地域クラブの経営を解剖する01/僕の仮説72】

■ゼロから問う、経営とは何か? 「経済を営む」と書いて『経営』と読む。 この読み方は、あくまで個人的解釈だ。辞書で調べると、遠からず的を射ている。経営とは、「規模・方針などを定めて(経済的にうまくいくように)事業を行うこと。また、その組織」とある。 ジュニアクラブの経営者は、これを実践しているだろうか? 自らの生計を立てる。非常に重要な経営理由だ。自らの幸せ、家族の幸せなくして他人のことは考えられない。極めて当たり前のこと。ただ、クラブ経営を一人で行うことはできない。

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地域クラブに蔓延するお金の価値を見出せない人々。【世論が話題のニュースを綴る02/僕の仮説71】

■クラブの商品力が他力本願なワケ お金は道具にすぎない。 古くは物々交換の道具が始まり。その機能は現在も変わっていない。1~500円、1000~10000円、ある意味、外見は人が作り出した共同幻想。交換する価値に出会わなければ使うことはなく、ただの金属と紙きれだ。 たとえば、買い物とは何なのか? 商品に値札、つまりモノを売っている相手がつけた価値が記されている。そこで「買いたい」と思えば交換してもらうのに必要な金属と紙を差し出す。 買い物は成立した。 「だから何?」

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ヒトの成長は『情熱』という出汁がうま味の素。【リスタートへの思考整理帳09/僕の仮説70】

■スポーツの成長=『選手×コーチ』育つ、育てる…。 スポーツ選手の成長がテーマになると、たまに議論になる。育つは選手、育てるはコーチ。「どちらを主語に置くか」。この違いでしかない。 一般社会で例えると、こんな構図。 育つ=現場プレイヤー ▼部下=見守られる側 育てる=現場マネージャー ▼上司=見守る側 少し柔らかく表現しているが、部下と上司は一つのチームに変わりない。結果が出なければ互いに責任がある。それぞれに言い分はあるだろうが、うまくいっていないチームはだいたい

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人口過多、グラウンド不足…育成環境の改革は難しい。【リスタートへの思考整理帳08/僕の仮説69】

■東京での大会はちょっと断念都内で暮らして十数年が経つ。 ようやく、この地の特性を冷静に判断できるようになってきた。人口が多いことは経済的な観点ではメリットがたくさんある。この点に異論はない。 だが、その前提として「現状の仕組みの中においては」という条件が付く。ここは大きい。現存する仕組みを上手に活用できれば、さまざまな可能性が広がる。 人口密度が高い=連鎖速度が速い この働きは世界にも類を見ないのではないだろうか。たとえば、利便性、生産性といった時短に関わるアプリは

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