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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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2020年10月の記事一覧

分析には「チームと個人の2軸で、何をポイントに評価を下すか」が必要不可欠。【ジュニアの分析03/僕の仮説40】

ジュニア世代であっても、日本では大小さまざな国際大会が開催されているので、数多くの名門サッカークラブが海外からやってくる。 私が目にしたクラブでも、バイエルン、バルセロナ、レアル・マドリー、パルメイラス、ボカ、スポルティング、アーセナルなど20を超える。この世代の取材をしていて最大のメリットを感じるのは、名門を指揮する監督に直接取材できることだ。トップチームだったら不可能に近い個別インタビューも、育成世代なら実現できることが多々ある。 各クラブには通訳がついているので十分

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構造的な分析、個の能力指標があって正しい評価、未来を見据えた指導ができる。【ジュニアの分析02/僕の仮説39】

先日、オンラインセミナー「ジュニアサッカーにおける『試合の分析法(見方)』」を開催した。初めて自分が講師を経験し、文字で伝えることとの違いなど、あらためて気づくことがたくさんあった。 参加者には感謝しかない。 強く感じたのは、私の当たり前と参加者の当たり前とのギャップだった。もっと目線の重なり合わせを大きく作っていかないと伝わらないと感じた。きっと自分の思い上がりもあったのだと思う。本当に困っている現場の育成コーチは「何がわかならいのかさえわからない」人たちもいるのだ。

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ジュニアサッカーにおけるチームの分析、個人の分析はプロチームとは違う!【ジュニアの分析01/僕の仮説38】

SNSが日常化し、世の中にサッカー情報が溢れるようになった。 その情報の海には、とびきりうまい魚もいれば、毒を持つ魚もいる。見た目が華やかな魚からグロテスクな魚までさまざまな魚が泳いでいる。たとえば、あるサッカーサイトが豊洲市場だとすると、そこで世界中の魚が集まる博覧会が毎日開催されているようなものだ。 今の時代は「目利き」が重要になる。 自分にとっての正解か不正解か、メリットかデメリットかだと大きくブレる。きっとサッカーにおいては独自路線、少数派へと傾いていくだろう。

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サッカー界は社会の一部、子どもの指導は社会人を育むことにつながっている。【筆者の思考整理帳06/僕の仮説37】

9月の下旬から街クラブの現場に足を運ぶことを再開した。 「変化があったのか?」。そう、問われると答えに困る。それは検温などを行ったり、以前なかったものがありはするものの、子どもたちの中ではすでに常態化されているからだ。コンサルしている地域の街クラブの子どもたちはグラウンドにやってきて身支度を済ませると、クラブの代表のところに集まり、当たり前のように検温チェックを受けてからグラウンドに出る。 実に、自然にその時間が過ぎる。 コーチ側は気を張っていることが増えた。それは選手

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