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僕の仮説「ジュニアサッカークラブの作り方」

地域に根づいた経営ができる街クラブを増やしたい。これがジュニアサッカー専門のWEBマガジンを始めた理由です。「コーチ育成」を目的とする記事と「地域との関係づくりによる街クラブ経営…
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2020年8月の記事一覧

チーム力を高めることは相手に影響力を及ぼし、勝つ確率を高めること。【個とチームの関係02/僕の仮説31】

サッカーのプレーを成り立たせている要素が何なのか? こんなことを考えたことがあるだろうか。また、その要素を省いても、サッカーをチームスポーツとして成り立たせている要素は何かを考えたことがあるだろうか。 たとえば、オランダでは「サッカーってどんなスポーツか?」を問われると「2つのゴール、フィールド、ボール、11×2のチーム、ルール…」と答えられる大原則が決まっている。さまざまな議論や理論はそれを前提にして話が発展されていく。 しかし、日本ではその前提とするものがない。いや

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サッカーのチームづくりはサッカーならではの特殊条件を加味する必要がある。【個とチームの関係01/僕の仮説30】

サッカーはチームスポーツだ。 この普遍的な事実から「個人がどう存在したらチームにプラスをもたらすのか?」を紐解く。これが、街クラブスタッフとして向き合うべき第一段階だと考えている。多くのサッカーコーチ、あるいはクラブ経営者はチームスタイルや練習内容など、いきなり一足飛びで「サッカーチームづくり」という山登りのスタート地点にたどり着こうとするが、何の準備もなく走った結果が非常事態に対応できなかった現状の街クラブである。 コロナ禍の初期段階に街クラブに起こった現実を忘れてはな

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子どもを指導する前に、まず人間の行動原理「心と体と頭の関係性」を知ってほしい。【筆者の思考整理帳05/僕の仮説29】

変化とは、痛みが伴うものだ。 これまでの自分を見つめ直し、悪い点があれば原因を突き止め、いい方向へ進むために改善策を練り、それが正解かどうかもわからないのに歩む勇気を振りしぼらなければならない。人はそれに時間がかかることも苦しみがあることもわかっているから、最初の一歩を踏み出すことに躊躇がつきまとう。 人間は脳が発達してしまったがゆえに、他の生き物に比べて憶病になってしまったのだ。それは心身の痛みが伴うときに感性よりも理性が働くよう進化してしまったから。これは人間が自然界

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