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【速報!】小池都知事に面会してきました

こんにちは、多胎育児のサポートを考える会の市倉です。

先ほど、東京都の小池百合子知事に面会してきました!

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今回都知事にお会いする目的は2つ。

①先日発表された都の令和2年度予算にたくさんの多胎児支援制度を入れていただいたことへの感謝を伝える
②引き続きの支援、特に「(都バスを含む)都内のバスに双子ベビーカーが折りたたまないで乗れるようにしてください」と要望する

ということでした。

(裏側をぶっちゃけると、面会できることが決まったのは1週間ちょい前のことだったので、私もフローレンス広報チームも心底驚き、そこから面会までにいろいろなことを整理するのに嬉しい悲鳴をあげたのでした。)


●小池都知事に伝えた感謝


小池知事にお話した概要は以下の通りです。

令和2年度都予算に、複数の多胎児家庭支援制度を盛り込んでいただき本当にありがたい
(多胎児だけを対象としているものではありませんが)ベビーシッター利用支援事業の対象拡大や多子家庭への負担軽減策についても、当事者たちにとって大きな支えとなることは間違いない
今後、この支援策が各区市町村に導入されますよう、引き続きの促進してほしい


これまで支援体制が薄かったり、周囲の理解が足りなかったことで苦しんできた多胎児家庭の声もまとめてお伝えしました。

●育児で睡眠不足のときには日中に少しでも体を休めたり、自由に動き回る2人の子供を安全に遊ばせてあげたりすることができるようになると期待しています。多胎児育児には支援が必要であると理解を示してくださったことに心から感謝しています。(都内・1歳双子の母親)
●全国アンケートに答えて今回の都議会の動きをずっと見ていました。制度がこんなに早く実現するとは思っておらず、驚きとともに大変うれしいです。(練馬区・3歳双子の母親)


■改めて、『バスに双子ベビーカーのせて!!』


また、今後のさらなるお願いとして、未だ解決しておらず多胎児家庭の悩みのタネである「バス乗車拒否」について、さらなるお願いをしました。

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日常的な移動(特にバスを利用しての移動)については「双子ベビーカーではバスに乗車できない」という状況が続いています。小池都知事から、さらなる促進のお声がけをぜひお願いいたします。
まずは東京都交通局が運営する都営交通バスよりそのルールを改善いただき、都バスに双子ベビーカーを折りたたまずに乗れるようにしてください。これは都内に住む、多くの多胎児家庭の切なる願いです

■思うこと


都知事への直接のお礼を終わらせた今、思うこと。


それは、おおげさでも何でもなく、社会が変わるまで本当にあと一歩のところまで来たということです。


この活動を始めることになった2019年夏。

全国アンケートを元に記者会見をし


国会に声が届き


ついに、国の予算や都の予算に多胎児支援制度が盛り込まれるようになりました。


たった数ヶ月でここまで来れたことは、影に本当にたくさんの方々の応援がありました。



多胎児家庭の苦しみに共感し、なんとかしようと動いてくれている議員さん。(ここはまた別途の記事でお伝えしたい。政治家って実はめちゃいい人たちなんだと気づかせてくれた人たち)

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話を聞いて、制度を考えてくださった行政職員の方々。

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大変な生活の中で、今後の多胎児家庭をなんとか救いたいと願ってくれ、表に出てくれた人たち。

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そして、アンケートに答えて、必死に声を挙げてくれた多くの当事者。

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全員に、本当にありがとうと言いたいです。


■今後のこと

そして、ここからは「支援を当事者の手元に届けるための戦い」が始まります。

せっかく国や都が用意してくれた制度も、区市町村が「やります」と言わないと絵に書いた餅になってしまう


一人ひとりの声が大きな塊となって、制度を変えられたのだから、それを今度は一人ひとりの家庭に還したいんです。


私達のすぐ近くに、双子や三つ子の家庭があって、笑顔の裏で大変な思いをしています。

そこを変えていく、本当にあと一歩のアクション、みんなでしませんか。

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たった5分。自分の自治体のHPから、メールを送るだけです。

共感してくださった方、ぜひこの活動に参加してください。(詳しくはこちらの記事最後部に載せています)

まだまだ引き続き、頑張ります!!


日々の活動はこちらのTwitterにて報告しています。









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