少子高齢化が ”善” となる日

が、来るかどうか。

今、高齢者といわれる65歳から75歳くらいまでが、新たに生産年齢人口としてカウントされつつあります。片や、供給側の新しい労働者層は、人工知能や教育されたゲノム編集生物たちに変わろうとしています。

新しい世代は、供給されたモノ・コト・トキの ”消費の役割” を沢山担うことになりそうです。どんどん消費してもらう必要がありますが、供給側に立つ機会が減るなか、原資はどのように確保すればよいか。

「消費拡大報酬」のような仕組み

ができるのかもしれません。

「欲しい・必要」をデザインし、供給側に提案しその消費を促す活動をする。その人たちへ供給側が報酬を支払う仕組み。現在でも、”エンハンサー” は存在するのですが、それより大きな規模で報酬の仕組みが体系的なものになりそうです。今の時代の括りで言えば、組織に捉われない ”営業” や ”事業主” が新しい世代の活動領域となりそうです。

一方、供給(高齢労働者)側は「プチベーシックインカム」と呼ばれそうな、給付額の少ない年金の中で、

「自由と安定」が両立する働き方

で活躍します。

片や、消費量が増えれば報酬が減り、片や、収入が増えれば給付額が減ります。同時に、消費側はインセンティブの高い消費原資を増やそうと新たな市場開拓を模索し活動が衰えることはありませんし、供給側は失敗しても生活のことを気にせず何度でも挑戦でき、収入が増えれば納税者として貢献できるのです。

少子高齢化も悪くない

そう、思える日が来るかもしれません。老若男女それぞれの ”できること” を見つめ、”貢献していることの喜び” を感じられる仕組みと仕掛けがあれば、「お金はよりよく回せる」と思うのです。

貢献していると感じられれば、お金は回る

消費も供給も、お互い様。貢献している自身を誇らしく思える世の中になって欲しいと願っています。


#COMEMO #NIKKEI

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