鬱積する「違和感」が暴走する

不自然。自身と周りとの違和感。協調と本音の亀裂。

籠っていても外に居ても、鬱積する。

”守られている存在”。自立意識。心地よさと承認欲求と複雑に入り組む感情。

身に着けていない ”力量”。仮想の中だけでしか ”実力” を試せない日常。

なにかのきっかけで 自身の ”実力” を”非力” と完全に認識した時、それは鎌首をもたげて牙をむく。

生きている自身。生き抜ける力があることの証明。集団の中で自立できると焦る自身。どう、表わせばいいか。力の誇示でしかない。力を身に着けていることを現すしかない。暴力で見せつけるしかない。

その結果、後戻りできない多大な被害をあたえてしまう。そして、ふとした瞬間、非力な自身に戻っていく。

自身が加害者であることは明白。だが、非力な自身が起こしたこととは信じられない。集団の中で完全に孤立する自身。それを認識した後・・・。

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ひとは、どんな状況で狂暴な振る舞いを起こすのでしょう。

積み重なる違和感がそうさせるのかもしれないと思いました。

加害は許されることではない。今後は、この加害原因をどう事前に解消させるかが急務です。加害はなぜおこるのか。すべての人が考えなければならないことだと思うのです。

被害に見舞われた方の回復をお祈りいたします。

#COMEMO #NIKKEI

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