気候制御はゲノム編集の後を追う

ミートレスはノンアルコールの後を追う」シリーズ第二弾(笑)。でも、笑ってもいられない。

ゲノム編集技術は高度化し精度の高い領域に入りろうとしています。ゲノム編集型(CRISPR/Cas9)のmRNA医薬。これが一般的に受け入れられ始めるころ、人々の生活様式は今よりかなり変わってくるものと思います。

同様に気候制御は、人工的に雨を降らしたり雲を消したりする技術。こちらも高度化し精度の高さを各国が競っているそうです。

極小的に地球の熱量:対流が変わるということ。全体のカロリーからすればごくわずかなのですが、それが、何かの気候連鎖につながらないか。その疑念を完全に消し去る説明は、まだ、ないのだろうと思っています。

DNAを傷つけないmRNAの改造も、本当に何の影響を残さないのか、時間を追って調査を深めなければ答は出てこない。私たちは未知の領域に入ろうとしています。

「人間の欲することに科学で応える」ことの影響の広さや深さは、時間を得ない限り判明しない。判明したところでその影響を「解消したい」と欲し、ふたたび、科学を応用しようとする。どこか、"もぐらたたき" の様相を呈しています。

あえて、バランスを崩してまで「欲するものごとを得る」という所業。これは、火を使い始めた人間の性なのだろうと、あらためて思った次第。

#日経COMEMO #NIKKEI

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?