自分より若い世代の方が優秀に決まってるだろ、って話
数ある記事の中から読んでいただきありがとうございます。
この記事では「自分より若い世代の方が優秀に決まってんだろ」っていう話をしたいと思います。
小学生時代から、教師という存在のあり方に疑問を持ってきたのは前の記事にも書きましたが、教師だからって全て正しいわけでは無いし、考えを押し付ける事はして欲しくないぜ、と思いながら生きています。
ただ、やっぱり先生方に敬意を持つことは必要です。過去にビンタしてきた先生は、先生なりの信念があって「体罰」をしていました。
でも、結論から言うと痛いだけで憎しみしかわかないので、やめたほうが良いとは思います。
でも、それ以外は生徒思いで生徒と本気で向き合ってくれるすごくいい先生だったと思います。あえていうなら、体罰でなく、しっかりと気持ちを伝える努力は必要だと思います。
その一件以来、この先生とは分かり合えない、と思い、授業中寝るようになりました。
また、同学年の教育学部の人たちは真面目でスゴく熱い気持ちをもって教育を学んでたので最近の若い子達は、なんていうか伸び伸びしていて、自分の考えを持っていて、すごく大切にされている感じがしてすごく良いと思います。
で、若い世代の方が優秀に決まってんだろ、って話なのですが、それは本当にそうだよなって思います。
先ず、テクノロジーの進歩から、若い世代が優秀な理由を紐解いてみます。
今の時代の子供たちは、生まれた時からスマートフォンがある世代の若者たちです。
自分の頃は、携帯電話が普及しだした頃で、中学頃に友達の兄の着メロの音がメッチャすごい!とか言って盛り上がったりしてました。
たった15年でこの変化です。
今生まれた子供たちは、スマートフォンを当たり前に使いこなして、恐らく自分たちが想像のつかないテクノロジーの進歩と共に成長してくる世代です。
WEBスキルについては、自分なんて足元にも及びません。
そういうわけなので、今回HPの作成は若者に手伝ってもらいました。だって優秀なので。自分が試行錯誤して作るより圧倒的にいいものができます。(プロじゃないけど、頑張って取り組んでくれてます。ちなみに打ち出の小槌では、これを彼の本業でないサブスキル、という枠組みで価値を提供します。彼の本業でないサブスキル、という枠組みで価値を提供します。格安です笑)
それは置いておいて、実際こういうことです。
世代が若くなるほどパソコンがあるのが当たり前なので、機器の扱いに長けてます。
しかも、物心ついた時からSNSを使いこなしているので、大学生や、早いと中学生で自分で収入を得ている若者もいます。
すごいですね・・・
そんな子に、辛うじてパソコンの授業が始まった世代の僕が敵うと思いますか?笑
次に、生物の進化論で考えてみます。
今の時代に子孫を残せるだけ優秀なあなたと、そのあなたが選んだ優秀な配偶者。その二人から生まれた子供。
ダーウィンの進化論ではないですが、次の世代は親世代よりも、その環境に適応しているって考えるのは普通のことだと思います。
この二点を取っただけでも、自分より若い世代の方が優秀、っていうのは当たり前だと思います。
ですが、社会にでると人々は、最近の若者は・・・とか言い出します。
それはなぜか?
そういうことを言い出す人は、先ずは科学は常に発展し、経済は常に変化し、教育は常に進歩している、ということを知ろうとしていない、という事が考えられます。
そして、自分たちの時代の常識を若い世代に当てはめ、最近の若者は・・・
とか言い出します。
また、若者の台頭は、上の世代の人達の自己重要感を常に脅かします。そんなハイスペックな仕事されたら自分の存在意義が無くなってしまう・・・という恐怖に晒されることになります。
そんなこと言われても、そんな社会の変化なんていちいち追ってられないよ、というあなた。確かにそうです。全く興味がない人には、それは酷な話です。
だって趣味に時間を割きたいじゃないですか・・・
ていうか、そんなの勉強してる時間ないし・・・
その通りだと思います!
普通に日々忙しいので、そんな事気にしてられないと思います。
ですが、新入社員はその時代の教育の集大成として、貴方の時代よりも進んだ教育をうけて、各企業に入社してきます。
若いからって甘く見てたら居場所が無くなるのは当然と言えます。
では、新入社員にどう接すれば良いかです。
先ず、伝えたい事は若者から学ぶ、という視点を持つ事が必要だと思います。
今の教育ってどうなの?
とか、
もし、仕事の中で、ミスや気になる事があった時は
どうしてそう思うの?
とか。
今の若者はとても頭が良いです。
昔の軍隊の様な思考停止を促す教育ではなくて、自分で考える、という教育を受けてます。
その為、Aという指示に対して、Bではダメですか?とか聞いてきたりします。
勿論、生意気に思う事もあると思いますが、考えを聞いてあげて、検討してあげるだけで喜んで仕事に取り組んでくれます。
もし、間違っていたら、それはこういう訳でダメだよ、って言ってあげれば素直に聞きます。
それを、軍隊の様な教育を受けてきた世代の方々は知らない為、縦社会のノリを引きずって、先輩の言う事は絶対、みたいな古い価値観で接するので、コミュニケーションが上手くいかないと思われます。
次に、若者に自己重要感を奪われない為の対策です。
①新しい知識を常に取り入れ、社会は変化し続けるものだ、と理解し、勉強し続ける。
②組織の中で、自分にしかできない仕事を見つける。
③能力で劣っても、どんなに若者に舐められても、先輩は先輩なんだ、と自分に言いきかせる。
たったこれだけの事で、若者がどんなに生意気であろうと安心して仕事に励む事ができます。
そして、無駄なストレスを溜めなくて済むようになります。
まあ、書いた所でこれを読んでくださるような方は既に学び続けている方なので必要ないともおもいますが笑
また、今の子供たちは考えをしっかり持っている子が多いので、しっかりと考えを聞いてあげて、尊重してあげる事をオススメします。
ですが、間違った事をした時は、しっかり理由を聞いて、相手の将来を思って間違いを指摘してあげる、という事は必要です。
いくら優秀だとはいえ、新入社員は絶対に失敗します。そうした時に、ただ、感情のままに怒鳴り散らすのではなく、自分にもそういう時があった事を思い出し、寛容な態度で接してあげて欲しいです。
また最後にお伝えしたい事があります。どんなに新入社員が優秀でも、貴方は大丈夫です。
何故なら、貴方はその新入社員よりも先に人生を生きていて、その新入社員とは違う人生を歩んでいて、その新入社員がした事のない経験をしています。
そんな事は、みんなわかってるし、相手は子どもです。
その為、もし何か伝えたい、その子の為になりたい、と思ったら自分がした失敗を教えてあげてください。
そうする事で、新入社員は安心します。
また、そういう事もあるのか、と教えてもらう事で成長に繋がります。
また、一見やる気がないように見えても、その子たちなりに一生懸命頑張っています。
そういう時に、「頑張ってるね」って一言声をかけてあげるだけでも嬉しい気持ちになります。
成長を見守る視点をもってあげる事は必要です。
たったそれだけの事で、優秀な若者達が、仕事に対して前向きになり、会社の事を好きになってくれたら、企業にとっては大きなプラスになります。
就活生が企業を選ぶ時代に、若者達に自己重要感を奪われないようにする対策を当たり前の文化として、企業に定着させる事をオススメします。
ちなみに、もっと具体的な方法。新しいリーダーの形、フォロワーシップ。
これが自然にできる組織が今後生き残ると思ってます。
https://nomad-journal.jp/archives/5925
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