1783年7月24日シモン・ボリバル生まれる

 ラテンアメリカの独立運動の指導者。ベネズエラ生まれのボリバルは、祖国の独立を夢見て、スペイン人の支配への徹底抗戦を宣言。1819年の「ボカヤの戦い」では、兵を率いてまだ探検されていなかったアンデス高地を超え、スペイン軍を驚愕させました。
 同年、ボリバルはグラン・コロンビア共和国を創立し、自ら大統領の地位に座りました。それは現在のベネズエラ、グラン・コロンビア、パナマ、エクアドルを合わせた領土であり、その後もボリバルはチリ、ペルーを解放。ボリバルの功績から、国名は「ボリビア」と変えられ、現在に至っています。
 「私は、無駄な骨折りをしてきた。イエス・キリスト、ドン・キホーテと私、三人は、歴史において最大のたわけものであろう」
ラテンアメリカ独立の父が放った言葉。無謀な人たちだけが世界を変革できるということなのでしょうか?希望と絶望が入り混じった名言とも言えるでしょう。#今日は何の日 2024.7.24