母 パーキンソンになる

 プルプルと手の指が震える。そういえば叔父は結構若い時に手の指が震えていた。「そうなんだよ、震えるんだよ」と言っていたが、晩年は震えが止まっていたので、加齢なのか、または肋間神経痛を患ったための影響かなと思っていたが、ある日踏み出す足がすくんでいた。「右 左」と声をかけると歩き出せるが、足がすくんでいる。これは・・・。
 MIBG心筋シンチグラフィの結果は、やはりドパミンが出ていない。まずはレプリントン錠L100を投与される。効いた。
効いたということは、パーキンソン病である確率が非常に高いということだ。気圧の変動で体調の変化はあるが(これは我が家全員に見られる特徴で、気圧の変動についていけない、頭痛が起きる、眩暈がする等々)とりあえず薬と「とにかく黙っていないで安全確保で少しでも運動しましょう作戦」を併用する。2カ月経過。日常生活にほぼ支障なし。ただし、立ち上がりの際のふらつきには注意が必要。
2度目の受診、薬の量を変えず引き続き経過観察。薬局でレプリントン錠L100がなくなるのでドバコール錠L100になりますとのこと。本当はジェネリックにしたくないのだけれど、どうなんだろう。
つづく


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