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近代セールス2022年3月1日号


まさかの2号続いての執筆となりました。お気づきの方は、そう!あなたが思っていらっしゃるとおり、前号からのご縁でお話を戴きました。消費税の本を執筆したことがあるものとしては、機会があるなら是が非でも参加させて戴きたかった企画なので声を掛けて戴いて光栄でした。

内容は表紙の通り、通常号とは異なり、一冊通してインボイスの総特集をする号になります。その中で一部を担当させていただいております。

インボイス施行開始まであと1年半くらいです。請求書に適用税率と登録番号を書いたらええんやろ?と言われるとそれまでなのですが、コロナ以降ICT化が急激に進む社会で、事業者がシステムを導入して請求書を発行しているケースはたくさんあります。システムの改修は?今まで手書きでやってきたけどシステムを導入しないといけないの?免税事業者への対応は?免税事業者はどうしたらいいの?下請法や独禁法との兼ね合いは?インボイスに対応するための補助金とは?など、インボイスによる議論は多岐にわたります。

インボイス検索サイトにおいて、個人事業主の情報がどこまで公開されるのか、どのように対応すればいいのかはこの記事を読んでください。

インボイスは事業の手続が変わる法律改正です。したがって、全事業者が対象になります。事業をする上で消費税を避けて通れないように、インボイスを避けて通れないのです。

ここまで書くと、インボイスって大変!という印象しか持ちませんよね。でも、ここから制度を紐解いて、事業者にわかりやすく伝えるのが専門家である税理士の務めです。顧問税理士の方は当然によくご存じだと思いますが、今回の近代セールスの特集では、業界紙とはまた違った示唆に富んだものになっていると思います。是非手に取って戴き、インボイスの理解の一助になれば幸いです。


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