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岩手盛岡美術のこれまでとこれからを話し合う会(仮名)「第一回」

こんにちは。美術家の伊山桂です。私と美術家の高杉隆さんが主催で行った話し合いの内容を、これから都度ご紹介していこうと思います。

2022.2.22火曜日、アートショップ彩画堂にて岩手盛岡の美術のこれからについて話す会議を行いました。幅のある世代と様々な職種の方々がご参加くださりました。ありがとうございました。

今回は、これからについて話す前に、これまでと今のこの土地の美術についてそれぞれが認識している事を自己紹介も交えて発表いたしました。すると、やはりどなたも同じ違和感や疑問を抱いており、現状岩手県美術には『場』がないという点が見えてきました。

その場というのは、美術について話し合える場であったり、展示を有意義に展開する場(美術作品そのものの発表を有意義な空間で、それなりの期間行える場)、美術芸術を学ぶ場などなど各々が必要性を感じていることがわかりました。
課題は、どうその場を実現させていくかになります。もしかしたら企画を有意義に実現させていく能力を関係者それぞれが持ち合わせる必要があるのかも知れないと個人的に思いました。

こうした話し合いの場を実際に設けてみて気づいた事は、やはりもっと多くの方と話さなくてはいけないという事です。今回の話し合いでは美術家から写真家、詩人、ピアニスト音楽家まで計8名にご参加いただいたのですが、それでもやはり視点が足りていないようにかんじました。人が増えるにつれてまとめていくことは難しくなると思いますが、この会はあくまで話し合いを行う場として存続させていければと思います。

今回参加出来なかった方や、話を聞きたい、したいという方は、次回も予定しているので是非どなたでも参加していただきたいです。

(企画の構想を練った上で話し合うと意見を交換できるという事を知りました。対話も慣れですね。この土地ではそういういわゆる「普通」からまた克服していく必要がありそうです。あとこの会の名前もちゃんと決めなきゃ...)

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