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ベトナム伝統料理の豚肉料理⑥バナナの葉と竹皮

ベトナムの伝統的な豚肉の料理であるネムチュアを連載してお届けしています。

目次
1. ネムチュアの概要
2. 商業ベースのネムチュア
3. タインホアのネムチュア
大きいものと小さいものがある
4. 伝統的タインホアのご家族で
 作られるテト直前の実際の体験

 ☆写真が多いため連載しています☆


4. 伝統的タインホアのご家族で
 作られるテト直前の体験

タインホア省の伝統的なご家族との思い出をみなさまに贈りたいです。

時系列だとテト(ベトナムのお正月)
テト直前、1月18日から
体験したバインチュンの作りを
並行してお伝えしたいのですが、
先週からも時間が取れなくなり
現地で先に体験した
ネムチュア作りをお届けしています。

外国人就労者たちのご実家も
ベトナム各地にあります。

このご家庭に
テトの直前の日程で
お伺い出来たのは
本当に幸運で
最後の時間になることだと
心に言い聞かせていました。

一番大事なのは、素材の厳選だそうです。
(重複しての記述もあります)

綺麗な生の豚肉

豚ロース、豚のもも肉しかも
そとももに近いところ。。。

を選んで、薄く切っていく、
ここの厳選が一番大事です。

厳選した豚肉の皮を市場で
指定した機械で細い糸状にして
お湯で皮を洗って
充分に水を切ってから
全部を混ぜていきます

このご家族ならではの
味付けのコツは

少しのコンスターチ
秘伝のハチミツ

焙煎して砕いた白塩

僅か少しのうま味調味料

薄く切った自家製のニンニク

唐辛子

細心のこナムチュアを作るときの
一番のコツは水分量が左右して
十分に手早く水分を抑える。
早く腐ることを防ぐこと。

水分に細心の注意をすること
素材を厳選することが
最大のポイントだとわかりました。


このご主人の柔らかいネムチュアは
他に誰もマネができないほど
柔らかいんです。

このご主人の指先と手加減が
優しくて柔らかいネムチュア
仕上げていくコツになります。


ここで用意していた竹皮
欠かせない

竹皮は、竹の最外層を
覆っている薄い皮で
成長とともに自然に
剥がれ落ちる。

竹皮には亜硫酸やサリチル酸
などが含まれていて
防腐作用や殺菌作用がある。

そのため、おにぎり、ちまき
肉、羊羹などの食品の包装材
として用いられる
また、草履などの材料としても
利用されている。


細かく細かく
豚肉の柔らかさを
手先で感じながら
潰し切ってしまわないように
包み込みも均等に
四方八方に筒状の
バランスを整えていきます。

何度も子気味良く
優しく優しく。。。

ご主人の手際は
私の想像を遥かに
超えていました。。。


私の最後のネムチュア作りの
記事になるかもしれないです。

最後のネムチュアの
バナナの葉の中の詰め方

最後のネムチュアの
大詰めの場面

この時の
ご主人の二度目の
ネムチュアを詰め込め
バナナの葉と竹皮で絞っていく
様子をみなさまにお贈りします。

短いビデオの撮影も
したのですが、
調べてもまだnoteには
私の出来そうな載せる機能はないようです。

お写真でお贈りします。

このご家庭のネムチュアの
作り方をお贈りしました。

人生の幾多の辛苦が込められた
ネムチュアなんです。

私はネムチュアの作り方
だけではなく
タインホアの
ベトナム北中部にある
毎年の激しく辛い
厳しい自然環境に
力を合わせてきた
ご家族の歴史と現在の幸せを
ご主人の手や腕遣いの中に
感じてほしいと願っています。

それこそが、
この記事に書かれていない
真実です。


それでは、次回は
このネムチュアの
私の体験した食べ方を
書きたいと思います。

第①話から第⑥話まで
みなさま
本当にありがとうございました。


〜 次回に続きます 〜


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