ラジオは人を救う　前編

どうも、山下美月の忘れられない人になりたい潤ちゃんです！

馬鹿なジョークはこの辺にしておいてこれから僕が何故ラジオにこだわるのかお話します。

ラジオ投稿のきっかけ
高3の頃受験が終わり放送部を引退して夕方に帰宅するようになってから札幌の番組にメールを送るようになったのが最初のきっかけです。
それまでTVの街頭インタビューや学校に来た新聞の取材などには出たものの、ラジオだけは小4の時の優勝すればラジオで作文を読めるクラス内の作文コンテストで3票及ばすSTVラジオ「オハヨーほっかいどう」への出演を逃して以来どうすれば出られるか分かりませんでした。過去に何度か挑戦したものの読まれず、携帯も高1まで持っていなかったのでラジオ投稿は遠い世界でした。
それが高3の夏に「久米宏ラジオなんですけど」で僕が宮城の塩釜駅で財布を忘れた時戻るまで待ってくれていた駅員さんの話が読まれた時は本当にビックリしました。まだ潤ちゃんになる前です。憧れの久米宏さんに読んで貰えたということとたまたま聴いていた母が働いていた頃の親友から連絡が来て誰かがこの放送を聴いていたと思うと嬉しくなりました。
大学に入り通学時間が1時間になってからはポケットラジオでラジオを聴くようになりSTV「藤井孝大郎のログイン夜PA」を楽しみにしていました。当時はガラケーでradikoも無く、夜間の大学終わりに早く電波が届かない地下鉄から地上に出たくていつもと違う駅で降りたら迷子になったこともあります。その日の夜PAで「地方からオールナイトニッポンのハガキ職人になる人もいる」という話をSTV藤井アナが話していて自分も全国で活躍している常連ハガキ職人さんみたいになりたいとその時思い始めたのです。

全国進出へ
大学1年の秋、大学の学園祭でたまたま⚪︎×クイズの構成とMCをやって大当たりして妙な自信が付いて全国で勝負したいと思った時、興味を持ち始めたAKBのラジオで夜寝る時のBGMに流していた「AKB48のオールナイトニッポン」にメールを送ってみました。その日は読まれなかったもののなんだこれは！楽しい！リアルタイムで同じ空気を共有し、聴くだけではなく自分のメールが読まれるかのドキドキ感が堪らなくなりました。今でも生放送の番組メインで活動している理由にもつながりますね。
さらにラジオにのめり込んでしまった僕は次に文化放送の「リッスン」を聴きました。当時はradikoプレミアムなんてなかったので小学校時代から時々やってた遠距離受信で朝鮮語とともに聞こえてくる文化放送の電波を拾っていました。そして2012年12月5日深夜、「AKB48のリッスン」で初採用。番組新コーナー案で早口言葉を当時のシングル「永遠プレッシャー」に引っ掛けて「カミカミプレッシャー」として提案したところ横山由依さんに面白そうと言ってもらえました。トップアイドルに自分のメールを読んでもらえた！これが全国進出の始まりで当時明確な夢や希望も無かった自分にラジオで活躍する人になりたいという目標をくれました。その先にはハガキ職人から作家になりたいという密かな野望もありました。横山由依さんは以前から好きなメンバーでしたが、その時から恩人です。
それからAKBや姉妹グループのラジオ番組を遠距離受信しているうちに様々なメンバーを知って気付けば大ファンになっていました。2013年の1月にAKBのオールナイトニッポンデビューしてからは月に1度数回リッスンかオールナイトニッポンで読んで貰えるようになってからは皆が寝静まった誰にも邪魔をされない自分だけの時間である深夜ラジオの生放送を欲してる状態になりました。
時々文化放送からリッスンステッカーが送られてくるようになり、自分の様々な不幸話もネタに出来る素晴らしさや「曽根由希江のリッスン」のような不安な時に背中を押してくれる番組が大好きになりました。

ラジオは見捨てないでくれた
そんな日々を過ごしていた2013年の秋、大きな挫折が訪れます。大学の学校祭の企画が大コケ。僕を天才だと言っていた人達は居なくなりました。その少し前に初めてやった宴会場のバイトを自分の能力では出来ずに辞めて以来自分には学祭の構成しかなかったのでこれまでの人生でもドジな性格で出来ることが少なかった僕はやっぱり何をやってもダメなんだと思いました。さらに追い討ちをかけるように成人式の頃にあった中学高校の同窓会にも自分は呼ばれなかったことが判明し、大学に行く以外は引きこもり状態の日々を半年程過ごしました。そんな時、ラジオだけは僕を見捨てなかった。ラジオだけは変わらず僕のネタを使ってくれた。そのお陰で自分は存在出来たと思います。この時ラジオに救われた最初です。