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都立入試社会の大問2では、
世界地理が出題されます。

そこで地理が苦手な子へ向けて、
「どんな学習法がベストなのか?」
を具体的にお伝えします。

以下の問題は「平成29年」の
都立入試の"大問2"で出題されました。

このような"国名"が問われる問題は、
都立入試の定番問題になっています。

この問題を解くポイントは"2つ"です。

①「選択肢の文を読み、
地図と照らし合わせる。」

②「各国や地域の特徴を
しっかり押さえる。」

という点がポイントです。
具体的に確認していくと、

今回の問題では、略地図中の
"B"の国
が問われています。
ちなみに問題文には既に、

「ナミビア、アイスランド、
アルゼンチン、ドミニカ共和国」


のいずれかの国と書かれています。

Bの国は、ヨーロッパに
属している"アイスランド"です。

では選択肢を確認していくと、

アの選択肢は、
「沖合に東から西へ暖流が流れており」
という記述から、地図を照らし合わせて
みるとDのドミニカ共和国だと分かります。

このように選択肢の文と地図を
照らし合わせることによって
ある程度絞ることができます。

他にも熱帯付近の特徴である、
「雨季や乾季が見られ」
「コーヒーなどの商品作物が生産」
という中南米の国の特徴に当てはまります。

イの選択肢は、
「沖合を北上する暖流と偏西風の影響により、国土の南部は緯度の割りには温暖である」
という記述から、ヨーロッパの西岸海洋性気候
の地域
と分かり、Bの国はアイスランドです。

なのでBが正解です。

ウの選択肢は、
「沖合に北上する寒流の影響により」
「中央部から東部にかけて大平原が広がり」
「パンパ」
という記述からCのアルゼンチンと分かります。

エの選択肢は、
「沖合に北上する寒流の影響により」
「砂漠が見られる」
「国土の大部分は乾燥帯に属する」
という記述からAのナミビアと分かります。

あまりナミビアという国を聞いたことが
なかったとしても、「南アフリカに近い!」

ということから、南アフリカの特徴を
しっかり掴んでいればけして難しい問題
ではありません。

以上のように、

「選択肢をしっかり読み、ヒントを確認する」
「各国や地域の特徴を押さえる」

という2点がしっかりできれば、
けして難しくはないので冷静に
そこを見極めるようにしましょう!

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