サービスが作れない・見つけられない時の対処法

2020年1月15日 17:26

こんにちは、三浦綾子です。

女性の起業サポートをしていると「起業したいけと、やりたいことが見つからない」「出来ることは思いつくけれど、誰にどうやって提供していったらいいかわからない」という悩みを持っている方に、そこそこの割合で出会います。

で、このタイプの方、わたしが一番熱くなってしまうタイプの方です。

何故なら、私自身がそうだったから。

この状態って、本人は結構辛いです...、だって、出来る自分も知っているから、やっていく方向性が決まれば迷わずグイグイ進めるのに、進むことが出来ないからです。

超高性能エンジンを持っている車なのに、行き先が決まっていなくて、車庫で眠っている状態と表現すると、伝わりやすいかもしれませんね。

少し私自身の話しをします。

私はまさにこのタイプで5年くらいこじらせておりました。自分で事業がしたいのに、やりたいことや具体的なサービスがいつまで経っても定まらなかったんですよね。

そんな当時の自分を今の立場から振り返ってみると、

「女性が自分で事業をすることに対して、職種の固定概念を持っていた」

ということが、5年もこじらせた原因だったと思います。

当時の私は、起業するなら手に職を付けないと思っていました。周りで個人事業をしている人たちが、アクセサリーを作っていたり、タロット占いをしていたり、コーチングをしていたり、ヨガインストラクターをしている人が多かったんですね。

試しにアクセサリーを作ってみたり、ヨガに通ってみたりしたけれど、ハマることもなければ、これを仕事にしたいとも思わなかった...。

あお、私は一体、何を仕事にしたらいいのだろう...という自己嫌悪。

そんなある日、個人事業主と中小企業の経営者向けにサービス提供している方と出会います。

その方のサービス形態を見たときに、初めて「こういうことなら、やってみたいし、出来るかも！」と思えました。

それまでの私は、ずっと、コンシューマー（一般消費者）向けにサービス提供をしている女性の方としか縁がなかったけれど、元々、法人営業をずっとやってきたこともあって、一般消費者向けのサービスより、ビジネス・事業をしている方向けのサービスのほうがしっくりきたというわけです。

人は知っている選択肢の中でしか、人生の選択をすることが出来ません。

だから、知ること・知識を付けることは、やりたいことを実現するために欠かせないツールであり、何より近道を与えてくれるものだと思います。

もし、この記事を読んでいる方の中に、昔の私と同じように「サービスがつくれない」と、悩んでいるのなら、自分に能力がないわけでもなく、適当に物事に取り組んでいるわけでもなく、それは選択肢を知らないだけかもしれません。

じゃあ、どうしたらいいか？と言うと、

「自分のやりたいと思えるサービスを知ればいい」

だけです。

自分が知っている仕事なんて、世の中にある仕事のごく一部です。知らないマーケットに、勇気を出して足を踏み入れてみることで、「こういうことも仕事になるんだ！」という気づきが生まれます。

仕事とは相手の不便を解消してあげること。

新しい人たちと出会いながら、その人の困っていることで、自分の出来ることって何だろう？と考えてみたり、直接相手に聞いてみたりしながら、仕事になること・やりたいことを現場の中で見つけていったらいいと思います。

最後に、自分に自信がないと、聞けることも聞けないし、勇気を出して「この仕事、私にやらせてもらえない？」と声に出すことも出来ないはず。

そのためには、普段から自分の考え方や価値観を伝える場所として、SNSの発信は強くおススメします。言葉にエネルギーが乗るようになるので。

一人じゃ悶々としてしまうという方は、同じ過去を持つ私のところへの【個別相談】もお待ちしております。

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