隣の花は赤い
今日は、誰しも一度は苦しんだ事がある、妬み嫉みについて書こうと思う。※この場合の"誰しも"というのは、一定の基準の知能を有する者のことを言う。当然の事として、如何なる場合も例外はあると理解した上でお読み下さい。
人間の持つ感情の一つとして、そもそも妬み嫉みは標準装備で備わっている。少ない多いあれど、"無い"なんてことはあり得ない。
だから、人の持っているモノがよく見えるのは当然の事である。
欲しいモノは人によって違うけど、人の欲しいモノは似ている。例えば、お金 人気 美しさ 若さ 健康 才能 家族 恋人 ブランド とか、その他にもたくさんあるだろう。
買えるモノは努力でなんとかなるけど、買えないモノはどうにもならない。それって物凄く苦しい事だよね。また困った事に、持っている者は意識してか無意識か分からないけど、自慢している場合もある。それがまた余計に妬みが激化してしまうのである。(自慢する気持ちも理解出来る)
…人生を豊かに生き抜く為には、どう考えても邪魔。妬んで嫉んでる時間が勿体無いというのもあるけど、魂的に良くないというか、人間の質が落ちるというか、みっともないというか、惨めな気持ちになるというか、とにかく精神衛生上良くない。
じゃそれをどうやって処理していくのが良いのか?
これがまた難しいテーマ過ぎて、明確な答えは言えないんだけど、現段階の処理方法をいくつか紹介したいと思う。
① そもそも本当に妬むようなモノなのか
→狭い枠の中で考え過ぎている場合がある。視野を広げて考えていけば、解決出来る場合がある。"何故か競わされているな"と感じたら、組織の手の平の上に乗せられている可能性が高い。逃げるが勝ち。←但し気合いがいる、属しているなら独立。
②自分が他者よりも劣っていると思い込んでないか
→自分または他者に呪いをかけられている可能性あり。自信がないだけの場合がある。本当に他者よりも劣っているのか、しっかりと冷静になって考えてみるべき。周りを見渡してみよ、そんなに立派で高潔な人間ばかりなのか?そんな訳ないからな!ニュースを見ろ!(誰の事とは言わないけど!w)客観的に分析する事で認識のズレを治す。
③手に入らないなら方向性を変えてみる
→他のモノに目を向けて、誤魔化してみるという考え方。案外、他のモノでもイケる可能性がある。試してみる価値あり。
④シャットダウン方式。
→どうしても妬んでしまう場合は、妬む対象を一切目に入らないようにする。そうすることで心の平穏が保たれる。パソコンで言うところの強制終了をするイメージ。
⑤"他人と比べない"と頭に植え付ける
→常に意識する!新規の妬み嫉みを増やさない。他人と比べそうになったら、"他人と比べてはいけない!!!"と頭の中で何回も叫ぶ。新規予防作戦。どうしても無理な場合は④へ。
今の所、思いつく妬み嫉み対策はこれくらいかな。
これは個人的な考えだけど、大人なのに感情のまま泣き喚いたり、怒り散らしたり、嫉妬に狂うのは、醜い。失敗する事はあるけど、同じ失敗を繰り返さないように学ぶべきであるし、難しいけど自分の心をコントロールしようと努力することが大事なのではないかと思う。(失敗談はまた違うnoteで書こうと思いますが、正直めちゃくちゃある。若かりし頃、似合もしないのに、全身ブレンドに身を包んで天狗になった話とかねw)
"ありのまま"なんて駄目、図々しい、エルサじゃないんだから!洗練された品のある輝きを放つ人間になれるように、今から磨いていこうよ。ギラギラは×。
忘れてはいけないのが、他人の為に妬まない努力をするのではない、自分の心を守る為に妬まない努力をするんだよ。
劣等感に苛まれ、理不尽な憎しみを抱いて、他人を引き摺り下ろそうなどと考えてはならない。魂のレベルが下がる。はっきり言って、他人なんてどうでも良いんだから。
…仮に自分が他人より劣っていたとしても、自分が自分を大切にすることが出来て、心豊かに生きる事が出来れば、それで良い訳なんだからね。
それから!世の中には、自分の思い通りにならないからと、悲劇的になって、他人を巻き込んで"恨み晴らします"という情けないにも程がある人間がいるという事実も忘れてはいけない。
頑張って生きているのに、巻き込まれたら元も子もない。不審者は徹底的に避ける。(目で見て分からない人もいると思うので、常日頃、人との距離を空け気味にするのが良いと思います。)
Stefanoの花冠が完成した。皆様にも見せてあげたいんだけど、部屋の色々が映ってしまうのでお見せする事が出来ない。だから、いつかスタジオを借りて撮影しようと思う。幸い、一眼レフを持っているのでね。楽しみにしていて下さい。
何年か前に買った一回も使ってない一眼レフ。もう見るのも嫌で片付けていた。だけどStefanoのお陰で、有意義に使う事が出来る。きっとStefanoを撮影する為に買っておいたのかもしれない。
破滅的な弟がくれたStefano。…Stefanoを得て、弟を失った。
いや違う、切り捨てようとしているのは自分だ。
人間の気持ちは変わる。