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暑い日が続くと思いきや梅雨を飛び越え台風のような天気になった昨日。そこからさらに打って変わり青空が広がった本日。天気の急変にびくびくしながら日傘にもなる晴雨兼用の万能傘を持参しましたが、荷物を増やしただけになりました。今年の夏は酷暑だと耳にしたことを思い出し、その片鱗が現れているなとちょっぴり憂鬱な気分になりがちですが、マイナスなことを書く時間はもったいないので!今週末に行った茨城・千葉の日帰り旅行の思い出を徒然なるままに書きつけていこうと思います。

 茨城のとある市とも縁があり今回の小旅行はそちらの縁で繋がった方々と交友を深める会として敢行されました。

 企画のメインは茨城県潮来市で開催される「水郷いたこあやめ祭り」ということで高速に乗り約2時間。お喋りを楽しみながら潮来市にやってきました。今年は遅咲きらしく、満開とは行きませんでしたが綺麗に咲いたあやめを見ることが出来ました。あやめと言われると紺や紫のイメージがあるなか、薄いピンクや黄色など様々に鮮やかな色で咲くお花に凛とした力強さを感じました。

 公園内には川が流れ、そこでは手漕ぎ船への乗船体験が行われていました。私たちも乗船し船頭さんのお話を聞きながら、公園内を巡り穏やかな時間を過ごしました。普段なかなか乗ることのない手漕ぎ舟にわくわくしつつ、折り返し地点まで行くとそこには一隻の舟。しかも私たちが乗っているものとは違い飾り立てられた舟がありました。

舟から見た光景とうちわ



 「潮来」の地名を聞いた時点でピンとくる方もいらしたかもしれませんが、この「潮来あやめまつり」の最大の目玉は「嫁入り舟」です。その名の通りお嫁さんが舟に乗って嫁入りをする様子を再現するもので、実際に夫婦になる方が応募して執り行われます。そう、つまりは結婚式みたいなものです。

 乗船体験を終え、「嫁入り舟」が始まる時間になりました。上流から流れてくる白無垢に身を包んだお嫁さんの綺麗なこと。お婿さんは到着を舟着き場で待ちます。緊張するでもなく、ただ楽しそうにご両親と談笑する姿が印象的でした。お嫁さんが到着すると二人は目を合わせてふわりと笑い合いました。手を取り、舟を降りるお嫁さんと支えるお婿さんの微笑ましい様子に会場のボルテージはMAXです。

 当然知らない方のご結婚ですが、あまりにも感動的でキュンキュンと胸が高鳴りました。多くの方にお祝いされるお二人の幸せを切に願います。

因みですが、この「嫁入り舟」は潮来市の方に限らず全国から応募可能だそうです。本当に素敵でいつか自分も…と思わずにはいられませんでした。

 私の拙い文章では伝えられない感動があり、悔しい限りですが少しでも興味を持った方は是非訪れてみてください。あやめ祭りは6月の中旬まで開催されるそうです。お昼には美味しすぎるピザを食べました。JR潮来駅となりにあるピザ屋さんは世界一を獲ったことがあるそうで、賑わっていました。こちらのお店もぜひ行ってみてくださいね。

「嫁入り舟」


あれ?想定よりも熱が入ってしまい長くなってしまいました。普段推しのことしか考えていない私でもいざ目の前に美しい白無垢の女性がいると乙女になってしまうということでしょうか。純粋に憧れます。憧れだけでまた文章が続いてしまうので、心の内に留めておきます。

午後に向かった「香取神宮」「佐原」のお話はまた次回の更新で書き綴ることにします。

お読みいただきありがとうございました。