＃ニッポンのZIN38th 健康管理や介護予防の資格をZUMBAに活かす～MIWAさん（千葉県）
―千葉県で活動されている田原美和さん（MIWAさん）にお話をうかがいます。MIWAさんはゴールドジムや新浦安のサークルでZUMBAを指導される一方で、介護予防運動指導員、健康管理士一般指導員（日本成人予防協会）としてのお仕事もされています。MIWAさん、まずはZUMBA歴からお聞かせいただけますか。
MIWA 2010年にBASIC１を取得し、新浦安で小学生から80 代までの方たちが在籍するBody Fresh Young & Childrenというサークルを始めて今年で15年目になります。私の母が日本でZUMBAが始まったときからZUMBAインストラクターをしていまして、それがZUMBAを始めたきっかけとなりました。B1トレーニングコースを受けたのも母の勧めでした。
私は昔から、スポーツクラブでラテンエアロやヒップホップ、サルサ、ベリー、フラダンスなどいろいろなダンスのレッスンを受けていました。ZUMBAはいろいろなジャンルのダンスが融合されていて楽しいし、ZUMBAインストラクターは自分で自由に振り付けもできるので、その魅力にはまりました。
サークルを始めたのは、子どもたちがまだ幼稚園の時、周りのママ友から「ZUMBA教えて！」と言われた事がきっかけです。はじめはママ友の大人クラスからスタート。しばらくして、子どもたちにも教えたいという強い想いから、キッズクラスもスタートし、地域のお祭りに出たり学校で踊ったりしていました。
サークルを始めてしばらくして、ゴールドジムのディレクターからお声をかけていただき、オーディションを受けて合格。今年でレギュラーレッスンを担当して8年目になります。沢山の皆様に囲まれ幸せとやりがいを感じています。
―ZUMBAインストラクターをしながら健康管理士一般指導員と介護予防運動指導員の資格を取られたのはどのような理由からだったのですか？
MIWA 以前から健康に興味がありまして、たとえば周囲の人が病気になったときには常に何故だろう？どうしたら治る？と調べてアドバイスをする経験も多々ありました。健康管理能力検定は、健康管理や予防医学の知識を学び、3級から1級までの検定試験があります。3級、2級と学び合格。健康管理士一般指導員になれる1級にもチャレンジしてみよう！と思いました。
でも１級はかなり難関で、正直悩みました。看護師さんやお医者さんが受けるような難しい試験で、合格率は50％前後。でも「チャレンジしたい！チャレンジするなら一発合格！！」と、通信教育課程を修了してから通学もして、1年以上「今までこんなに勉強したことない」というくらい勉強しました。
子どもたちが学校に行っている間や寝ている間に勉強して、1級試験に合格することができました。今ではZUMBAのレッスンにご参加いただいているメンバーさん達にも健康のことについてアドバイスを求められることが多く、知識はとても役立っています。
介護予防指導員は、先輩でもある母の勧めがあり、勉強し受験しました。現在は、大手のスポーツクラブにて契約させていただき、都内の高齢者向け施設でのトレーナー室や、医療センター研究所などでお仕事をいただいています。
介護予防のスペシャリストの皆様や理学療法士さん、看護師さんとともにするお仕事はとても勉強になります。学びの日々がとても楽しく、ここも私の居場所だと感じています。介護予防や健康寿命を延ばすためには自分に合ったペースで筋トレをすることが効果的と日々実感しています。
―健康管理士一般指導員や介護予防運動指導員としての資格取得やお仕事をしながらZUMBAのレッスンも担当されているのですね。
MIWA MIWAZUMBAは私にとって体の一部、生活の一部。どんなに忙しくてもZUMBAを辞めたいと思ったことは今まで一度もありません。ZUMBAインストラクターとして自分でもレッスンを楽しんでいるので、いつも「先生から明るい元気さやパワーをもらっています！！」とよく言われます。
私は小さい頃からスーパーポジティブで、仲間や友達と楽しいことをして笑っていることが大好きなので、ZUMBAはもちろんですが、介護予防運動指導でも皆さんに明るいパワーをお届けできているようです。「MIWA先生に出会って、明るくなった！毎日楽しい！！踊るパワースポット！」なんて言われたりします（笑）。とても嬉しいです。
―ZUMBAは健康づくりや健康寿命延伸にも効果があるようですね。
MIWA ZUMBAはラテン系の曲やリズムが明るいですよね。私は配信される曲の中から明るい曲や面白い曲調のものを常に振り付けています。毎週1曲、新しい曲を入れるのを自分のミッションにしているのですが、たまに昔の曲やメンバーさんからのリクエスト曲を入れています。
そうすると、皆さんとても喜ばれます。「懐かしい！」とだいぶ前にやった振り付けを思い出しながら踊るのは、脳に刺激を与えて脳トレにもなります。それでまた笑顔になって元気になれる、私も皆さんから日々パワーをいただいています。
―MIWAさんご自身がZUMBA大好きで楽しんで、それが皆さんの元気にもつながっているのですね。
MIWA ZUMBAが大好きで、気づいたら15年間経っていました。私が心からレッスンを楽しんでいるのが伝わってくるとメンバーさん達からよく言われます。楽しさは伝染しますしね！皆さんも素敵な笑顔の方ばかりです。ジムのスタジオには、たくさんの方との出会いがあるので、やりがいにもつながります。
人生120年、私は120歳まで元気でいたい！健康寿命を延ばしたい！ZUMBAをいつまでも続けていたい！そのためには健康でいないとできないので、体のケアをまず大事にしています。レッスン前後と朝晩、必ず自分の体の声に耳を傾けてマッサージをして、テレビを見ながら開脚するとか、健康マシンが大好きなので、家のそこら中に転がっています（笑）。
―ZUMBAインストラクターの仕事を続けながら、さらに領域を広げ資格に挑戦して何かを吸収し、ZUMBAのお客さんに返していくのがMIWAさんのスタンスですね。これからチャレンジしてみたいことはありますか？
MIWA 今、新たに目指しているのは「健康ソムリエ」という資格です。以前、健康管理士の講義を受けたときに、健康ソムリエ協会の代表の方が講義をされていたのがきっかけでした。違う方面からも新しい健康の知識を取り入れて、これからも私に関わる全ての方に伝えていきたいと思っています。
私はZUMBAほど楽しいものはないと思っていて、ZUMBAをやったことがない人にもその楽しさを知ってほしいと思っています。ZUMBAは明るくて自分を開放できるものなので、最初の一歩を踏み出せば世界が変わること間違いなしです！これからもその想いを伝え続けていきたいですね。
―MIWAさんのご活躍は浦安のフリーペーパー「ゆうゆう手帖」や地域情報サイト「浦安に住みたい」、また「健康管理士サイト」活動の現場でも紹介されていますね。これからも明るく元気に活動なさってください。ありがとうございました。
「浦安に住みたい」記事はこちら
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