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#19 加井 菜月の花が咲くまでの道(関西第3代表 大阪体育大学 2年)

①カコ

私は小学校2年生の頃からサッカーを始め、今に至ります。

このサッカー人生を通して「何が成長できたか何を学んだか」を考えました。
挫折はもちろん経験したのですが、
それによってサッカー以外の人としての大切な部分を学ぶことができました

今思い返すと、私は人よりも挫折を経験するのが早かったと感じています。
その挫折経験が早かったことに対して今はすごく感謝しています。

試合に出られないと言う状況が続いた時に、
始めは「全然自分のことを見てくれていない。あの子よりもできるのになんで。」と思ったことがあります。
また、練習では自分に対して本気で指導して下さった人にも、
「なんで自分だけこんなにも言われないとダメなのか。」と、
矢印を人にばかり向けて、自分の状況を受け入れずにいました。

また、私はサッカーを通して、関わって下さった人にたくさんの迷惑をかけてしまったと感じます。
迷惑をかけることは良くないと理解していますが、今となっては迷惑をかけたことで、
本気で叱ってくれた人や突き放さずに真剣に向き合ってくれた人がいたからこそ、今の自分がいると感じていて、本当に感謝しています。

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②スイッチ

私のサッカー人生でターニングポイントは二つあります。

一つ目は「自分としっかり向き合えば、良い方向に進む」ということに気づけたことです。
カコのところでも述べましたが、矢印を人ではなく自分に向けることで、
感じることが増え、結果良い方向に進むということに気づけました。

二つ目は、サッカーを通して、出会った人に感謝の気持ちを本気で持てるようになったことです。
出会った人の中で、自分が好きな人・嫌いな人、逆に自分のことを好いてくれている人・好いてくれていない人、沢山の人に出会いました。
最近になってはそれぞれの人から学べる面が多くあり、サッカーのことはもちろん、サッカー以外でも出会った人に感謝の気持ちが本気で持てるようになりました。
これは自分の成長であり、二つ目のターニングポイントだと感じています。

人として魅力のある人たちばかりで、本当に私は周りの人に恵まれています。
サッカーを通してこのような人たちと出会えたことは1番良かったことです。
何かが起こる度に助けてくれる人がいるから、私は自分の情けなさに気付くことができ、
今のこの恵まれた環境につながっていると感じます。

また、大学に入ってからの変化もありました。
与えられるばかりではなく、周りの人たちに何か感じることがあれば伝えるということもできるようになり、少しずつではありますが人のために行動できるようになったと思います。

沢山の出来事、経験、人、環境、に対してしっかり感謝の気持ちを持てるようになったこと、それによって多くのことに気付けるようになり、
それらを自分から発信できるようになったこと、
自分と向き合えるようになったことは、

私がサッカーを続けてきて学んだことであり、1番の財産です。

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③ミライ

去年出場できなかったインカレの舞台に今年出場できることが決まり嬉しく思います。

私は大学に入って、初めてインカレの舞台を経験します。
他のチームに目を向けると、格上の相手が多いということも理解していますが、
大体大のインカレに向けての気合は十分です!

自分たちの出来ることをインカレの舞台でしっかりチャレンジして、
上を目指して全力で戦います。
それができるチームだと思っています!

個人として、チームの力になれるようにハードワークします!
関わってくれている人に感謝の気持ちを持ち、
個人としてもチームとしても一歩成長できる大会にしたいです。

気合十分の大阪体育大学に注目してください!


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