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無駄こそ嗜好[合理性に執着しない生活]

「それは時間の無駄」「効率が悪い」という言葉をよく聞くようになりました。無駄を捨て最も効率よく生活することを目指す、ミニマリストのような存在が注目を浴びています。

初めに言っておくと、これらを一切否定するつもりはありません。無駄の無い生活というのは、高い生産性を誇り、ストレスも感じないと思います。自分自身もタスク処理や勉強に関しては、効率重視です。無駄を省き、いかに最小限の時間で結果を出すかに拘っています。

きっと合理性を意識して生活したことが所縁となり、無駄も捨てるには値しない価値あるものだ、という半ば世間の主流に逆行することを思惑するように至ったのだと思います。

無駄に価値があるのはなぜか?

このことについて今回は話していきたいと思います。


1 目的地よりも道中に価値がある

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突然ですが”ハンターハンター”のジンが、主人公ゴンに対して画像のようなことを話しているシーンを僕は読みました。この時、「奥深いのだろうけど自分にはあんまり理解できないな」というのが本音でした。

それから幾年の月日が過ぎ、僕は東北旅行に出かけることになりました。この東北旅行で、無駄って素晴らしいのだな、という考えに目覚めることになります。

東北旅行では、仙台をスタートとし、レンタカーで反時計回りに東北一周をします。まず僕たちが選択したのは車中泊です。最安値で東北を廻ろうという選択をしましたが、体の調子を整えることを優先しゲストハウスに泊まることになりました。ここで、人と話してたくさんの出会いをすることができました。ゲストハウスで、たくさんの視点を学び、考えが大きく変わったのはまた別の物語で。

最もコスパの良い車中泊から、宿を取る選択に変更した結果、数多くの楽しみが待っていました。宿で出会った人と一緒に行動したり、女の子と一緒に観光できたのは良い思い出になりました。

僕らが目的としていた、東北一周に効率だけを求めると、このような出会いはなかったと思います。これは今でも本当に考えさせられます。

この東北一周で学んだのは、目的から逆算して、最も合理的な選択をすることが最高な決断だとは限らないということです。

つまり、

合理的な選択 ≠ 最高な選択

ということだと感じました。僕はそれ以来、めんどくさい、価値の無いと思われる意見に対しても耳を傾け、賛同できるようになりました。

合理的な選択することは、道中を楽しむことを忘れてしまう場合があるということを肝に命じて生きていきたいと思っています。


2 合理的思考は自分の狭い価値観の中での思考

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「合理的」と自分が考えているものは、狭い価値観の中での「合理的」だという点です。僕たちが東北で初めに合理的でないと思っていたことは、実際には想像を超えるほど価値がありました。合理性という観点で見ても、より合理的だと思います。

自分では分からないことの方が世の中多いのです。自分たちが合理性というプリズムを介してのみ考えられないとすると、思考の外にあるものを受け入れないという選択をしてしまいます。

合理性を持って考えるのは大事ですが、それに囚われてしまうと狭い価値観の中でしか生きれなくことと同義だと思っています

実際、自分に影響を与えているものは、無駄だと判断した物の中にたくさん含まれています。

僕たちが無駄だと判断してしまう物の中には、たくさんの宝箱が潜んでおり、開けてみないと何が入っているのかは分からないものです。

視点を広げ、無駄と思っている物の中にもたくさんの宝が潜んでいるという心構えが価値観を広げ、より豊富な経験を得られるのだと思っています。


3 無駄なことは無い

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結論として言いたいことは、無駄なことはあまり無いということです視点を変えてみると過去のどのような出来事からも学べることは多いと思います。無駄としか思えないのならば、それはあなたの観点の問題かもしれません。どう考えても無駄だったと思うことでも、今のあなたという存在に寄与しています。

無駄を嫌い、無駄を排除する生活というのもおそらく楽しいとは思います。ですが、人生で大切な、貴重なものを見落としているのでは無いのかと僕は思うのです。

合理性に基づく決断をしたからといって、大切なことを見落とすと言いたい訳ではありません。そのような観点で物事を捕らえてしまうことが、より合理的ではない可能性を孕んでいると言いたいのです。

このお話はひとまずはここで終わろうと思います。少しでも賛同してくださると大変幸いです。

今回の記事はこれで終わりですが、少しでも興味を持ってくれたら幸いです。

ありがとうございました。







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