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【ワクチンパスポートには意味がない】 私は『ワクチン・検査パッケージ』の政策が撤回されるよう求めます

政府が発出した『ワクチン接種が進む中における日常生活回復に向けた考え方』という文書の中に、「ワクチンを接種していない人々が不利益を被ることがないよう、十分配慮する必要がある」と明記されています。また同文書に「疾患により接種を受けられない人や希望しない人が一定数存在(する)」との記述がありますが、私も疾患がある人間のひとりです。ワクチンを接種しない人が差別や不利益を被ることのないよう、しっかりした政策を展開していただきたいと思います。

さらに同文書には「飲食店は多くの人が日常的に利用するものであり、ワクチン接種者、未接種者が分け隔てなく利用できるよう(にする)」とも記載されており、政府にはそういう認識があるのですから、未接種者の入店を拒否することを禁止する明確なルールを作っていただきたいと思います。

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政府が発出した『ワクチン接種が進む中における日常生活回復に向けた考え方』という文書の中に、「ワクチンを接種しても感染することがあり、人に感染させるリスクもある」という記述があります。また、やはり政府が発出した『ワクチン・検査パッケージのイメージ』という文書には、「ワクチンの効果は完全ではなく、接種しても感染し、他の人に感染させる可能性があります。また、検査結果が陰性でも感染していたり、他の人に感染させたりする可能性もあります」と、はっきり書かれています。

これらのことから明らかなように、ワクチン接種証明や陰性証明を提示しても、その人がコロナウイルスに感染していないことや同ウイルスを他者に感染させないことを保証することはできません。つまり、『ワクチン・検査パッケージのイメージ』の中で示されている「ワクチン接種歴又は検査のいずれかを確認することで、感染対策のための制限の緩和措置の対象とする」ことには根拠がないことを、前段で述べたように政府自身が認めているのですから、『ワクチン・検査パッケージ』の発想そのものが既に破綻しているのは明白です。まったく意味がないということです。

従いまして、私は『ワクチン・検査パッケージ』の政策が撤回されるよう求めます。