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東京サウナクラスター

東京は外出自粛要請が出ているのに、ラーメン二郎目黒店に行ったら長蛇の列ができていて驚きました。さすが二郎...。しかも、「マスクありません。チャーシューあります。」という張り紙が厨房にあり、一人食べながら笑いをこらえられませんでした。

さて今日は、東京のサウナに通っている人について見ていきたいと思います。サウナクラスターと言っても、あるサウナでコロナ感染が拡大したということではなく(個人的には、このご時世ですがサウナ利用だけは止めないで欲しいと願っています)、今サウナにいる人はどのような人たちなのかということです。

サウナの中で話している人たちの会話とオーラをもとすると、今のサウナーは4段階に分けられます。
1. SAUNA MASTER - サウナマスター
2. SAUNA HUNTER - サウナハンター
3. SAUNA TELLER - サウナテラー
4. SAUNA FOLLOWER - サウナフォロワー
誰しもこの道を通るわけではありませんが、基本的には4からサウナデビューし、1になっていく流れです。各クラスターの特徴を順番に見ていきたいと思います。

4. SAUNA FOLLOWER

サウナフォロワーは、サウナブームに乗り、サウナデビューを果たした人たちです。先輩キャラのサウナーに連れられてきた後輩キャラが多めです。まだサウナの良さを実感できていないため、水風呂に移ろうとする先輩を横目に、「水風呂苦手なんすよねぇ」と言ってしまうのが特徴。彼らはグループで水風呂に移り、我慢比べをはじめるため、水風呂が小さい場合は男性密着型プールと化します。とある地方のサウナに行った際、家庭用のバスタブと同じサイズの水風呂に男性3人で一気に入ろうとしている人たちがいた姿は、ダチョウ倶楽部そのものでした。

3. SAUNA TELLER

最初は半信半疑に連れられて行ったサウナですが、何にも代えがたい水風呂の快感を覚えてしまったため、一人でもサウナに通い出した人たちがサウナテラーです。他のサウナーたちと話すことも増え、サウナ"しきじ"が聖地であることを知っています。"しきじ"を知っていることや行ったことがあることを同じサウナテラーやサウナフォロワーに自慢するのが特徴です。サウナの中では「この後の水風呂が良いんだよなぁ」「まぢで今ととのってるわぁ」といった会話をよくしています。彼らはどうしてもサウナと水風呂を何ラウンドできたかにこだわっていて、水風呂の後の休憩をおろそかにしがちです。

そして、聖地とされる"しきじ"を自分の中でどのように位置付けているかでクラスターが変わってきます。

2. SAUNA HUNTER

サウナハンターは、サウナがもはや人に話すためのネタではなく、生活の一部になっている人たちです。”しきじ"に行ったことはあっても、それを決して自慢することなく、日々より自分に合ったサウナを求め、開拓し続けています。仕事のストレスや疲れを癒しに行くのが本来の目的ですが、どのサウナに行くかに迷い、もはや仕事に集中できない症状が出くるのも特徴です。また自前のサウナセットやサウナハットを持ち合わせ、サウナの中でも静かにメディテーションをしていることが多く、サウナフォロワーとは佇まいが異なります。

1. SAUNA MASTER

サウナマスターは、すべてのサウナーの頂点に君臨する「サウナの主」と言える存在です。彼らはお気に入りのローカルサウナに長く通い、どんなに騒がしいサウナでも完全集中状態に入ることができ、周りと目を一切合わせることはありません。また、今がサウナブームであることすら気にしておらず、「最近人が増えたなぁ」くらいに感じています。長年のサウナ通いで乾いた髪と、年齢の割に引き締まった素肌が特徴的で、何かを悟っている佇まいが周囲に温もりさえ与えてくれます。

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まとめ

私見たっぷりですが、東京のサウナに通っている人はこの4つの段階に分けることができると思われます。サウナに座って、どんな人がいるか眺めてみるのも、新しいサウナの楽しみ方かもしれません。

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