micro:bitプログラミング体験教室 3日目以降でやりたかったこと


新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、全6回の予定だったmicro:bitプログラミング体験教室は、2回目を実施した後に中止を決めました。
今回は実施できなかった3日目以降でやりたかったことを書きたいと思います。

3日目

2日目で作った「鬼ごっこゲーム」を自分なりに改造してみるということをやろうと思っていました。
プログラミングを学ぶには
・真似る
・改造する
をすることにより理解が深まると思っています。

今回の「鬼ごっこゲーム」では鬼を増やしたり、鬼のスピードを変えたり、といったことが簡単に改造できます。
参加者が「このブロックを変えたらどうなるんだろう」と実験するような感覚を持ってもらえたらいいと思います。

4日目~5日目

拡張パーツを使って「鬼ごっこゲーム」に機能追加をしようと思っていました。micro:bitアドバンスセットには、スピーカー超音波センサーがついています。

スピーカーで音を鳴らすだけでも、十分楽しめます。自分の思い通りに音を鳴らせると夢中になっていきます。音を鳴らすことは、自分を表現することにつながるのだと思います。

また、超音波センサーを使うと、操作方法を変えることもできます。
例えば、超音波センサーに手を近づけたら、キャラクターが右に動き、手を遠ざけたらキャラクターが左に動くなんていう風にすることもできます。
ボタンを押したり、micro:bitを傾ける以外にもキャラクターを動かす手段があることを知ることにより、コンピュータには、様々な入力デバイスがあり、全てプログラミングで操作可能であることが理解してもらえると思います。

プログラミングで様々な入力デバイスが操作可能であることがわかると、プログラミングの幅が広がり、自分の表現したいことの幅が広がります。すると、さらにプログラミングが楽しくなると思います。

6日目

予定では春休みに入る頃でしたので、講座時間をいつもより長めに取れるのではないかと考え、2時間を予定していました。

いつもより長い時間でプログラミングを体験できるということで、Bluetoothを使った通信を使い、「鬼ごっこゲーム」に機能追加しようと思っていました。通信機能を使うことにより、プログラミングを2人以上で協力しながら進める楽しさが学べます。

プログラミングは、他者との関わりを通して、スキルアップできると思います。何事もそうですが、他者に教える/教わる経験を通して、成長できます。
さらに、自分の表現したいことと他者の表現したいことをいかにして折り合いをつけて完成させるかということも学べると考えました。

まとめ

子どもたちには、プログラミングを体験することにより、自分を表現することの楽しさを知ってもらえたらいいと考えています。

新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点からすると、対面での講座よりもオンラインでの講座がいいのかもしれません。オンラインで開催することができたら、またここで報告したいと思います。

オンラインプログラミング体験講座を開催するまでは、様々なプログラミングに関する情報を発信していきます。


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