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ファンタシーを具現化できる男たち 第2位


前回の記事「第3位」はこちら↓

アダルトビデオには、実際にはありえないような変態プレイや変態シチュエーションが結構ある。つまり、少なからず、世の男性にはそういった願望があるという事だろうか。そして、実際の恋愛にそういった変態プレイを取り入れられる勇気ある男達はどれくらいいるのだろうか。

ということで、実際に付き合った男性を比較して、そういった変わった性癖の要素があったと思われる男性ベスト3を紹介しようと思う。

第1位:おしっこを飲む男+α
第2位:お尻に入れたがる男
第3位:屋外プレイをしたがる男

というわけで、私は割とファンタシーを具現化する男性と付き合っていたのだろうか?それともこんなものは序の口なのだろうか。

前回の記事より

第2位:お尻に入れたがる男

彼をミスターTと呼ぶ。
彼は今まで出会ってきた男の中で、間違いなく男の中の男だった。彼は、誰よりも自分自身を理解しており、実際よりも大きく見せる事はなく、自分の弱点も欠点も受け入れて、自分の強みを最大限に生かし、人並み以上にお金を稼ぎ、豪快に使い、人を雇い養い、失敗を恐れず、自己責任で生き、言い訳もしなければ、取り繕うこともせず、完璧なまでに自然体で振る舞える、文字通り何にも影響されない、縛られない自由な男だった。

彼との恋愛も、第3位のミスターRと同様に一言で語れるものではなく、後に何度か登場することになる。ひとまず今回は彼の性癖に注目する。

ちなみに彼とは今でも連絡を取り合う仲だ。(不法な関係ではない)

過去付き合ってきた男の中で、彼とは一番ラブホテルに行ったと思うし、家でも、車の中でも一番セックスした仲だったと思う。

何より相手を楽しませることを忘れない男だったし、常に女を喜ばせる方法を知っていたから、純粋に私も楽しめたのを覚えている。

変態セックスにありがちな、無理強いや、調子を合わせる必要も、男を気遣ったイッタフリ演技も不要で、今思い出しても彼との日々は、ただただ楽しかった。唯一束縛がひどかったけれども。

そんな彼がある日突然言った。

「Carrie(きゃりー)の初めてを何か一つ欲しい」

当時の私は23歳そこらだったが、今と違ってSNS等の時代ではなく、バーチャルな体験よりも、まだまだリアルが主流の時代だった。そんな時代に20代前半を生きていた私は、男性との経験が多すぎる事もなかったが、それなりにお付き合いをしてきた男性はいた。

初めてってなんだ?
自問自答しても当たり前だがセックスは経験済みだし、オーラルセックスはもちろん、野外プレイも経験済み。初めての体験ってなんだろうねぇ、と二人で話していると、

「お尻は?俺も実はやった事ない。入れた事ある?」
と彼が案をだす。

「ないね。そーいえば。」

「Carrieの初めての体験だね」

と嬉しそう。

ムードも何もない状態ではあるものの、彼はいつでもスイッチを入れられる。

「なんか、潤滑油的なものなくて入るのかなぁ」
と私は聞いてみたが、彼との性生活には、そのような物を用意した事がなかったから、当然ない。

「舐めまくればなんとかなるかも?」
と彼。

「待って待って〜。なんか怖い。痔にならないかな」
と言う私に
「大丈夫だよ、うんちが出たと思えば俺のはそんな太くないし」
と言う彼。

確かに、幸い?彼のペニスは小さい方だったから、私も快諾したわけだが、いざ入れるとなると、難しい。

本来出口専用の穴から中に入るのは大変だ。

ちょっとずつ前後しながら、先っちょが中に入り始めると、

「あっ、なんか変な感じ。うんちが出ちゃいそうな感覚」

全然色気もなく、セクシャルな絵ではない。

「入った入った!」

と喜ぶ彼。

私はと言うと、快感など皆無で、ただただうんちが出そうな感覚と、動くたびに出ちゃった感覚に襲われながら、彼が満足するまで待つ事に。

「なんか変に興奮して、いきそう」

どーぞどーぞ早めに、と心の声、、

幸い数秒後には解放されて、
「やったー。これでCarrieの初めてをもらえたね。」

彼が喜んでくれてなにより。

「ただし、2回目はないな。なんかうんちしてるみたいな感じしかないもん」
と私。

「いいよいいよ。これで満足できた。」

かくして私のお尻体験は最初で最後となった。

第1位に続く…↓

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