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クォリティーとの経営統合について_社長ブログ#24

ジャストは7月16日付で構造材料の試験・検査、構造物調査を主業務とする株式会社クォリティーの発行済全株式を譲受し、経営統合を実施しました。クォリティーのこと、経緯や現状の取り組みなどについてレポートします。

クォリティー社について

クォリティーは構造物に使用される主要材料の検査、試験に関するスペシャリスト集団です。関東エリア屈指の試験設備を保有し、幅広い分野の試験を一括して実施できる体制があります。また、設計段階から使用する材料の適正等を評価する試験、解析等や構造物調査についても幅広く対応しており、ジャストと同様、公正・中立さを大切な理念とする第三者機関です。

葛西臨海公園駅の近くにあるクォリティー本社
京葉線の真下にあります

材料試験業務

東京都登録試験機関であり、ISO/17025登録試験事業者です。コンクリート/鉄筋試験/土質試験などを行います。

現場試験・検査

東京都継手部検査会社、コンクリート採取試験登録会社です。品質管理業務/新築時の材料検査を行います。

構造物調査

あらゆる構造物調査で多様な課題を解決します。

経営統合の経緯

クォリティー國廣社長とは3年ほど前に出会いました。両社の会社紹介や協業できることなどについて、話合いを重ね、業務提携などを通じて交流をはかってきました。その中で、両社の強みを活かした新たな価値創造により、両社従業員にとってより良い未来を築くことが出来ると確信し、経営統合の実現に至りました。特に得意とする顧客が異なることや互いの技術的な強みが異なり補完関係があることで、様々なシナジー効果(統合による相乗効果)が生まれるのではないかと考えています。

クォリティー國廣社長(左)

國廣社長は技術に明るく、前向きで、社員想い、お話をしていてとても気持ちの良い方です。数年後に両社社員が一緒になって良かったねと思えることが一番大事な成果かと思います。

シナジー委員会を発足

両社でシナジー委員会を発足しました。営業、技術、組織面において、どのような具体的な取り組みが出来るかを定例会議で進めています。ミーティングの中では、新たなに価値創造できる様々な意見が飛び交い、今後の展開が楽しみです。早速、SlackやSansanなど両社のコミュニケーションを活性化させるツールの共通化なども進めています。

シナジー委員会の様子

他にない「構造物の総合病院」に向けて

わたしはVISION2030として、他にない「構造物の総合病院」というキャッチコピーを掲げました。これは、多様な専門家(ビルディングドクター)が、構造物に関するあらゆる課題も解決できる会社を目指しています。ここでの「他にない」というのは、競合他社がやらないことに挑戦する覚悟を持ち、競合他社には真似できない独自の技術やサービス、提案力を持っていることを意味します。

経営統合後のビジョンイラストをアップデートしました。クォリティーのロゴや材料試験機、青色作業着を着たクオリティーの社員が追加(点線枠)されています。

点線枠をアップデート

材料試験・検査・調査のすべてに強みある”他にない”会社となり、両社で出来る課題解決力の幅が広がりました。また、東京都で唯一の都知事登録3団体(鉄骨・鉄筋・材料試験)加入という、他にない総合病院化が進みました。これは首都東京の品質管理を担うという点において、とても大きなことであると感じています。

さいごに・・・

経営統合後、もっとも大事なことは何か・・・?。
それはコミュニケーションの量(その先にある関係性の構築)だと考えています。

シナジー効果追及も大事ですが・・・・これまで何十年も別々の会社として、働き方も企業文化も違う中で働いてきたクォリティーとジャストの社員です。色々な思いや不安はあって当然。まずは、社員同士が接点を持ち、互いを知ることから全てははじまります。

クォリティー社員向け 説明会の様子

様々な交流の場を持って、垣根のないクォリティーとジャストにしていきたいです。そんな中、第一回Q&Jゴルフコンペを開催しました。

クォリティー・ジャスト 第一回ゴルフコンペ
Q・J12人ずつ計24人で開催。
4人のチーム戦で豪華賞品をGET.
懇親会。和やかで楽しい一日でした。
記念品のロゴ入りボール(表裏)

今後もコミュニケーションの量を大切にしながら、シナジー委員会を通じて新たな価値をつくっていきたいと思います。
角田賢明

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