見出し画像

オンラインでリフレクションカード

社内で「対話」を行う委員会活動を行っているのですが、その一環としてふりかえり(リフレクション)のツールを試してみようと購入した、その矢先、会社の方がリモートワークを基準とする方針となったため、2020年2月末、社内で実施しました。

参加者の属性や環境

自宅にいる人、オフィスに出社してる人両方いました。東京・京都・北海道、普段対面で会えない仲間とも実施しました。聞いてるだけのオーディエンスもいたり、と結構バラバラの環境でしたが、全員zoomでつないで行いました。

場の進行について

公式にあるやり方をベースにしていますが、物理的に集まっていないのでカードの共有が難しいです。
ですので、今回は主催の人間が自宅の机に並べたカード映像をzoomの画面で共有し、参加者に指定してもらう(右から○○番目、下から△△番目のカード)形をとりました。

やってみた感想(参加者の言葉も含む)

・フレームワークに乗っかるだけで深い問いに入ることができる一方でライトに始められるのが良い
・日本人?に向いているかもしれない(その心としては、最初の一言が出ず、うまく話しかけられない人が多い、というニュアンスでした)
・初めて会う人同士のチームビルディングに良さそう
・セルフコーチングツールとして使えそう

といった感じの声が出ており、使いみち含めて今後なにかと活かせそうに思いました。

オンラインでの利用は想定されていないものかもしれませんが、工夫次第でできることが確認できました。(おかげで多拠点での実施も実験できました)

得られる効果:フィードバック力

カード3でカードを使って感想を伝えるフェーズが、意外と難しく、これってまさに他者に対するフィードバックの練習だなぁと感じていました。
特に、それまでのフェーズで相手の価値観に触れているからこそ、相手へのリスペクトを込めたい、でもその言葉が出てこない、といったことが起こっているんじゃないかと。この筋力はまさに鍛えていくしかない、とも感じていて、カード3は枚数こそ少ないのですが、日頃から誰かに感想を伝える観点に使えそうな気がしました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?