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【悲報】好きなことだけで生きてはいけない

皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!

「好きなことで生きていく」

SNSやYouTubeなどで何度も取り上げられるこの言葉、皆さんはどう思いますか?

・幻想だろ
・目指したい
・努力が必要だ

などなど、おそらくその反応はさまざまなものでしょう。
僕自身も、好きなことだけやって生きていきたい、イヤなことは極力したくない。そんなふうに思っていながらもなかなか現状を抜け出せていません。

そういう中で今回もまたプロセスエコノミーの中にそれに関する学びがありましたのでシェアしたいと思います。この本からは本当に学びが多くて、もう6本目となってしまいました笑。
それでも僕が取り上げているのは書籍の一部に過ぎませんので、ぜひお手にとって読んでいただきたいものです。

では早速内容に入っていきましょう!

好きなことだけでは生きていけない

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さて、タイトルにもありますが僕たちは好きなことだけで生きてはいけないのです。
もしかしたら、「俺はできてるぜ!」という人もいるかもしれません、ですが、それは本当にごく少数で、努力やイヤなことをネガティブに捉えなかっただけでしょう。

後述もしますが、僕たちが好きなことだけ、やりたいことだけで生きていこうと思うと、それなりの壁を越えていかなければなりません。
つまり、それ相応の努力、忍耐が必要だということなんです。そういったものなしに好きなことだけで生きていこうというのは幻想に過ぎないのです。

これは僕自身にも強く言い聞かせなければならないことでもあります。

教師の仕事の中には好きだと思えることもあれば、イヤだと思うこともたくさんあります。それを取捨選択して好きなことだけやろうものなら、間違いなく息苦しい職場になることでしょう。

だから、そこではイヤなことにも耐えなければならない。
それがイヤなら教師をすべきではない、ということなのかもしれません。

では、具体的にどうすれば僕たちは好きなことだけで生きていけるようになるのでしょうか?

大切なのは順番を守ること

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そこで大切になってくるのが、本書でも紹介されてあるリクルートの人材育成に使われているシステムです。

それが「Will、Can、Must」です。

・Will・・・自分が実現したいこと
・Can・・・生かしたい強みや克服したい課題
・Must・・・能力開発のためのミッション

この中のWillだけで仕事が成り立つ状態こそが「好きなことで生きていく」状態であると言えるでしょう。

しかし、ここでいきなりWillばかり追求してはいけないのです。
大切なのはこのWill、Can、Mustの順番を守るということなのです。そしてその順番はMust→Can→Willとなります。

これについてもう少し深掘りしていきましょう。

Must

Mustとは能力開発のためのミッションと書きましたが、簡単に言えば任される仕事のようなものです。

・上司から頼まれたこと
・顧客にとって必要なこと
・社内でやらなければならないこと

そういった気が進まなくともやる必要のあるタスク、仕事のことをMustと呼んでいます。一般的にやりたくないことが多いのも特徴であり、泥臭い仕事である場合が多いです。

ただし、そうだからといって手を抜いたり、やらないということは良くないのです。
上述の通り、Mustを通らずWillばかり追求するようでは、一生好きなことだけで生きていけるようにはなりませんから。
まずはこのMustをしっかりこなしていくことが大切なのです。

そうすると何が起こるのか?
これによって自分の中にある「得意」や「好き」が生まれるのです。
そう、まさに次のステップであるCanへと進めるのです。

Can

さあ、Mustをしっかりこなし次にCanのステージにたどり着きました。
ここでは生かしたい強みや克服したい課題というように上述しましたが、要するに自分にできることや、自分の能力を使って解決したい課題に取り組むということです。

この段階では自分の得意分野を使って仕事をすることになるので、割とポジティブな気持ちで仕事に向き合えるはずです。
僕で言えば、iPadやICT機器、ガジェットが好きであり、学校の中では比較的得意な方ではあります。ですので、そういったCanの仕事をやらさせてもらったり、それに打ち込んでいるときは楽しかったりします。

しかも、相手にとっては難しいと感じる場合が多いので感謝もされます。このCanのステージだけでも自分自身の幸福感はかなり高くなるかもしれません。

ですが、これではまだ自分のやりたいことというわけではありません。発生した事案に対してたまたま得意分野が重なっているだけに過ぎません。

Will

そこで最後のWillの段階。これこそが好きなことで生きていく、やりたいことだけで生きていく状態だと言えます。

Canの得意分野が仕事のコミュニティにおいて強く認知され、自分にその手の仕事を任される状態です。もしくは自分で企画をして、それを進めていくこともまさにやりたいことをやって生きていくと言っても過言ではないでしょう。

ここに最初から辿り着ける、なんてことは今なら幻想だと言えますよね?
MustもCanも必要だということが分かるはずです。

たくさんの仕事をこなして自分の能力開発をする(Must)。
そうして次第に得意分野が生まれてくる(Can)。
それらのフェーズを経てから初めてやりたいことでお金を稼げる状態(Will)になれるのです。

どんなすごい人もMustをしてきた

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最後にキングコング西野さんについて述べられている部分を引用して終わろうと思います。

テレビやネットで楽しそうに活躍している人は最初から「Will」に出会いひた走っているように見えます。でもそういう見方をすると、彼らの実像を見誤ってしまうのです。たとえば西野亮廣さんが、どれだけ根を詰めて毎日絵を描きまくっているか。絵本を1冊でも多く売るために、腱鞘炎になりそうな勢いでどれだけ大量のサインを書きまくっているか。

「西野さんはやりたいことが爆発していて羨ましいな」と見えるかもしれませんが、彼は「Must」「Can」の仕事を誰よりもこなしたうえで、自分がやりたい「Will」をやっているのです。「Will」だけでラクして稼げる人はいません。

「私にはまだWillが見つかっていません」というのも全然問題ありません。誰かの「Must」を手伝って埋め合わせしているうちに、おのずと「Can」の仕事は見つかります。「Can」が増えていくうちに、やがて自分だけの「Will」に出合えれば、それでいいのです。焦って自己承認欲求に走り、身の丈に合わない誰かの「Will」を借り物にするのはやめましょう。

「Must」や「Can」の順番を間違えず、色々なことをとにかくやってみる。そうすれば自分らしいやりたいことが見つかるはずです。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?
今回は好きなことだけで生きていくために必要なことについての記事でした。
では、振り返りをしていきましょう!


好きなことだけでは生きていけない

努力やイヤなことなしに好きなことだけで生きていくことなんてできない。

大切なのは順番を守ること

好きなこと、やりたいことだけで生きていきたいならWill、Can、Mustの順番を守らないといけない。

Must

上司からあてがわれた仕事など、やらなければならないものを一つずつこなしていく。

Can

そうしていくうちに自分に得意だと思える分野が生まれてくる。

Will

その得意分野を活かしてやりたいことで生きていけるようになる。


今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!

ではまた!


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