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知っているか否かで大きな差がつく経済用語

皆さんこんにちは!じゅんです!
今日も僕の記事にアクセスしていただきありがとうございます!

今回は発売前から大反響を呼んだこちらの本から学んだことをお伝えしようと思います。

といってもまずプロセスエコノミーという全く聞いたことのない言葉がよくわかりませんよね?
ですが、このプロセスエコノミーはとても重要な概念であり、これから何かを始めるという人は必ず知っておきたい内容です。

今回の記事では、プロセスエコノミーとはなんなのかという概略をお伝えしようと思います。2分で読みるように簡単にまとめていますので、ぜひ最後までお付き合いください!

では早速いきましょう!

プロセスエコノミーとは?

ではまずプロセスエコノミーとはそもそも何なのか、非常に簡単に説明します。それは言葉を分解すればわかりやすいでしょう。

プロセス(process)とは過程という意味。
そして、エコノミー(economy)とは経済という意味。

その2つを合わせたプロセスエコノミーとは、成果物を作るその過程によって利益を生むという経済活動のことであると言えます。端的に言えば、過程を売るのです。

これだけだとよく分からないと思いますが大丈夫です。まずこの概念だけを知っておいてください。

これまでのエコノミーは?

ではなぜプロセスエコノミーが大切なのかというと、これまでの経緯が非常に密接に関係しています。

これまでのエコノミー、つまり経済活動、商品の売買はアウトプットエコノミーであったと言えます。これは僕たちの生活に非常に根付いているので理解しやすいはずです。

アウトプットエコノミーとは、成果物(アウトプット)のみによって利益が生まれる経済活動のことです。商品の売り買いや、食べ物の売り買い、データの売り買いなどですね。
出来上がった製品をお金を払って買う。とてもシンプルで分かりやすいものですね。

アウトプットエコノミーの限界

そしてそのアウトプットエコノミーがもはや限界を迎えているのです。
どういうことかというと、成果物(アウトプット)での差別化が難しいという状況になっているということです。

ユニクロに行けば十分なクオリティの服が買えます。
iPhoneでなくてもスマホのクオリティは必要十分なものばかりです。
チェーン店だろうと、個人営業だろうと、おいしい料理がどこでも食べられます。

そのようにあらゆるジャンルでアウトプットの質の差別化が難しくなっているのです。
その背景には、インターネットの普及と、口コミの急速な拡散が大きく影響を与えていることが考えられます。

そんなアウトプットエコノミーで勝敗を分けるのは、つまり自分の商品が売れるか他の商品が売れるかは価格によってのみ決まります。安い方が売れるということですね。どの商品も似たり寄ったりだからこそ価格で差をつけるしかないのです。

これがアウトプットエコノミーの限界です。

プロセスエコノミーの台頭

そんな状況下でいかにして他と差別化するか?
そこで生まれたのがプロセスエコノミーです。
そう考えると、このプロセスエコノミーの出現と台頭は必然的であったとさえ言えそうですね。

アウトプットではもはや差別化できないから、

その過程を売ることによって他と差別化する。
プロセスを公開することでファンを味方につける。
独自のストーリーを展開することでリピーターを増やす。

そういった手法を使って商品を売ること、いやその過程自体を売ることをプロセスエコノミーと言います。

まとめ

さて、いかがだったでしょうか?
今回はプロセスエコノミーの概略についての記事でした。
まだまだこれだけだとプロセスエコノミーが何なのか、完全にはっきりはしないと思います。ですので、次回はもう少し詳しく具体的にプロセスエコノミーについて掘り下げていきます。そちらもお楽しみに!
では、振り返りをしていきましょう!


プロセスエコノミーとは

アウトプットを作るそのプロセスによって利益を生む経済活動のこと。

これまでのエコノミーとは?

これまではアウトプットエコノミーであった。
出来上がった商品を売買する、つまりアウトプットで売買する経済活動。

アウトプットエコノミーの限界

しかしネットと口コミの急速な普及により、アウトプットの差別化が難しくなった。唯一差別化できるとすれば価格のみで、安いものが売れるという世界になる。これがアウトプットエコノミーの限界。

プロセスエコノミーの台頭

そこで差別化をするためにプロセスエコノミーが生まれた。
あえてプロセスを見せることで、いやそのプロセス自体を活用して売り上げを作る。


今回の記事があなたの生活向上の一助となれば幸いです!

ではまた!


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