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【忌野清志郎】みんな自分はクズだと思えればさ、素晴らしい未来がやってくるよ?

「みんながやっぱ、
自分は人間のクズだと
思ってればさ、
素晴らしい世界が
来ると思うんだよね(笑)。」

今もまだ色褪せない
日本のロックンロールのカリスマ
忌野清志郎の名言集
『使ってはいけない言葉』が
つい最近、出たんですが、
意表を衝かれたのは、
そのカバーに書かれた言葉。
「クズ」ってナイスだなあ。

最近は、みんな、
熱心に真面目に合理的に
深刻な顔つきで人生を
生きてしまいがちでは?

そんな視野の狭さを一言で
ふにゃふにゃにしてくれる。

このロックスターは、
誰よりもはやく、原発反対の
歌を出して、コンサートを
休止させられるなど、
誠実なアーティストだった。
でも、シャイなユーモアを
忘れずに持っていて、
歌のメッセージをぐっと
チャーミングなものにしていた人。

心の柔軟体操にはぴったりな1冊。
つい忘れちゃうんですよね、
柔軟体操…。

自分は人間のクズだって
思ったらいいよってことは、
謙虚に考えようって、
このアナーキーなロックの神様は
言ってるんだと思うんです。
シャイだからこそ、
こんな言い方になるんだなあ。

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