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【持ち込み】名刺代わりに、手作りの履歴書を持参してみよう?

出版社に何か本の企画を
持ち込もうとしてる時。
企画書は、作りますよね。
タイトル、
サブタイトル、
この本で伝えたいメッセージ、
読者層の年齢と、
その人数(何千とか何万とか)。
類書にはまだないオリジナルな視点。
(できたら)仮の目次、章立て。
オビのプラン、、、。

こうした企画書は、
持ちこみではマストですが、
もうひとつ、お勧めしたい
アイテムがあります。

それは「履歴書」。
それも
転職時に書くあの履歴書ではなく、
いわゆる本生活をめぐる履歴書です。
べつにA5のペラでいいのです。
いわば、長めの「名刺」ですね。

ただ、まず初対面の人間に
自分はどんな読書生活を生きてきたか?
1分でわかる「手紙」を添えたいのです。

名前、学校、
特技、趣味、長所と短所。座右の銘、
好きな作家5人くらい?
大きな影響を受けた大事な本も5~10冊?
好きな映画監督とか、映画とかも?
また…インタビュー本が好きとか、
対談本が好きとか、
誤字を見つけるのが得意とか、
文章は情報誌的に書くより
韻を踏んだ風に書けるとか、、、。

これをもらった方は、
この人はどう活字世界と付き合ってきたか、
すぐにわかりますね。
もちろん、これを頭に入れて
口頭で述べるのもいいですね。
ただ「私の履歴書 活字的生活」を渡された
出版社の人はちょっと笑いを
誘われたりしませんかね(笑)。
私なら、うむ、この人、
ちょっと面白そうだな、と
好感度を高くしますね。

なぜ、こんな「履歴書」を
見せるといいかというと、
私は、マンガの編集時代、
作家に初めて会う時には、
こうした心の履歴書を書いて
渡していたからです。

好きな漫画家、
好きなマンガ作品、
好きな映画、
好きな小説、
好きな音楽、
そうして、私がぜひとも
書いて頂きたいメッセージなど。

ただ、これらは初対面の漫画家に
見せて100%いいかどうか、
デリケートでもあるので、
今回は見せないでおこう、とか、
これはちょっと書き直して
2回目に渡そう、など
臨機応変さも必要です。

以下は余談ですが、
私はお見合いをする時や、
初めてのデートの時には
この「私の履歴書」をこっそり
書いて持参しました。

名前、育った地域、学校、兄弟構成、
特技、趣味、長所と短所、
まあ、こんな感じのことを
便箋で2枚くらい(笑)。
もらう相手は、面白がるか?
戸惑うかの2種類でしたね(笑)。


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