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【禁断の読書】美少女愛はなぜ変態になってしまうのか?

今日は、ずっと最近読んで
みたかった本を買いました。

『ロリータ』。

あの、ロリータ、です。
ロリータ・コンプレックスや
ロリータ・ファッションの
語源としてしっかり有名な、
あの、ロリータ。

今では美少女愛、という意味を
持ってるようですが、
本来は単なる固有名詞です。 
女性に付けられやすい名前の一つです。  

書店の本棚から『ロリータ』を
さっと取り出し、レジに向かう時、
ちょっと不安が広がりました。

レジの人はこう思うかな?
うわ、このおっさん、
『ロリータ』を買いたさに
わざわざ来たのか。
エロいおっさんやなあ?と。

ところで、私はこの本を
今から読むところ。
中味はちゃんとは知らない。
エロい場面があるかどうか
知らないんです。

別にやましく思う必要は
ないじゃないか!?

でも、はたと『ロリータ』の
カバーを見たら、
14、15才の少女の
短いワンピース写真だ。
やっぱり、やましい。汗。

こういう時は、
もう一冊、やましくない本を
足してレジに行けばいい。

と、歩きながら慌てて手にしたのは
谷崎潤一郎『痴人の愛』?
一番近くにあった文豪の棚が
不運にも谷崎でした。

ヤバい本にヤバい本を足して
レジに立った時は、
大きく深呼吸してしまいました。
ふ~~。

やれやれ。『ロリータ』の
カバーがあまりにも
エロチックだから、
色々なことに気を使っちゃった。
それは、カバーデザインとしては
上手い、良いことなんでしょう(笑)。

あまりに書店のレジで
動揺させられたから、
ちょっと気持ちを静めるため
その顛末を書いてみました。

ところで、なぜ『ロリータ』が
気になってしまうのかというと?

欧米では、一般的には、
年行かない少女と
中年男性が歩いていたら
めちゃくちゃ軽蔑される、 
と聞いたり読んだりします。

10代の少女に中年オヤジが
わあわあいう乃木坂アイドル、
というか、秋元康ビジネスが
成り立ってる日本は
文化的にかなり奇妙らしい。

それなら『ロリータ』という
ベストセラーはどうなんだろう?

まあ、こんな風に言ってみても
やはり口先の言い訳っぽいですね。

要は、若い女子が好きになるのは 
大丈夫なんだろうか?
ヤバいんだろうか?
ヤバいとしたら、どうしてだろう?

やっぱり、そのあたり、
ありか無しか?
考える材料として、
世紀のベストセラーを
読んでおきたい。

あ、そういえば、
この『ロリータ』、
出版発売時(1955年)には、
ポルノ本として、
イギリスやフランスで
発売禁止になっていました…。

うーん、だから余計、
読みたくなりますね。

あ、一つ忘れてました。
書店では、動揺のあまり
カバーは辞退しました。
カバーをお願いすると、
その分だけ時間がかかるので、 
カバーなしでと、断ったんです。

そしたら、すぐ店の外でバッタリ、
年上の知人にあったんです。
私の手には、まだむき出しの
『ロリータ』と『痴人の愛』。
思い切り、タイトル、
バレてしまいましたね。

やっぱりやましいことは
内緒にはできないのですかね(笑)

それよりも、
こんな話自体、読んで下さる方々に
もうセクハラになってない?汗。

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