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文章の書き方

こんにちは。

新型コロナで大学に行けない影響か、就活用のエントリシート添削のお願いが増えてきました。

せっかくなので、文章を書く上・添削する上で、私が大事にしていることを書きます。

1、読み手を意識する
2、書く前に文章の構成を考える
3、数字・主体的な行動・他人との協力したことを書く
4、文章ルールを気をつける
5、インプットをするために本を読む

以下、詳細です。

1、読み手を意識する

「読み手」のことを考えるだけで、言葉選び、文章がかわります。

「空きコマ」という言葉に引っかかったことがあります。
「「空きコマ」が分からない人がいるのでは?」ということです。
致命的なミスではないのですが、私なら避けるワードです。

他にも、「私は〇〇という案を出しました。」という文章は好ましくないです。
「案を出した」という内容は、ゼミの役職を「副ゼミ長」と書くことと同じだと考えています。

「案を出した」という内容は誰にでも書けます。加えて、面接をしても、証明ができません。深い話になりづらいです。
読み手は、具体的にあなたが何を考え、どう行動したかを知りたいと思うはずです。


2、書く前に文章の構成を考える
書く前に文章の構成を考えるだけで、読みやすく、しっかりした文章になります。
文章構成を考えていないため、文の羅列でしかない志望動機を見ることは少なくないです。

例えば、400字の志望動機で次のような構成の文章を見たことがあります。
1、会社の分析
2、自分の経験
3、会社の分析
4、会社の分析+志望動機

会社のことをしっかり分析できているのは伝わりますが、文の羅列でしかないです。
私の場合は
1、業界の分析
2、自分の経験
3、会社の分析
4、志望動機、意気込み
で作っていました。

この文章構成を先に考えることは、文章の方向性を決めるという点で非常に重要です。
「結論から書く」、「結論から言う」も同様に方向性を決定することで、分かりやすい文章になります。

私が、1、2、3、‥のように番号を振る理由も方向性を決めるためです。


3、数字・主体的な行動・他人との協力したことを書く
企業は稼げる人材が欲しいです。
稼げる人は、数字で結果を出すということです。
会社という団体で結果を出すということです。
他人任せではなく、主体的に行動して結果を出すということです。
この3つの要素の1つ、または、2つは入れるというルールを決めておくとよいでしょう。
特に、数字は必ず入れた方がいいです。企業は数字で結果を判断します。

4、文章のルールを気を付ける。
当たり前ながらも難しい改善ポイントです。誰もが間違って文章を書いていることがあります。
特に1.敬語のミス、2.主語・述語の不一致、3.口語を使うというミスを良く見かけます。

文章のルールは複数人に添削してもらうことが一番良いと思います。
私も、自分の文章を添削してもらうサービスを大学生の頃、使っていました。

それでも、2の主語・述語の不一致はすぐに改善できます。
「一文を短くする」ことで改善されるからです。
長い文章になるほど、主語・述語を対応させるこが難しくなるからです。

3.の「口語を使う」は一番良く見かけるミスです。
「〇〇なので、」がその例です。親しみやすさを与える口語は、文章で決して使ってはいけないわけではありませんが、
就活の場面では不適切です。

5、本を読む
良い文章を書くにはインプットが必要です。良質な情報なしに文章は書けません。会社から何が求められているのか?効果的な文章が何か?を学ぶ必要があります。
学ぶ方法の1つが本です。ESの書き方に正解はありません。だからこそ、多くの情報に触れ、自分で正解を見つけることが重要です。

文章力を上げるおすすめな本と就活でおすすめな本を紹介します。

・文章力を上げるおすすめな本
新しい文章力の教室
この一冊を読むだけで、文章の書き方が1通り学べます。

理科系の作文技術
非常に有名で評価の高い本です。読むべき本というより、読んでおかなければならない本として載せました。

人を操る禁断の文章術
文章と言っても場合によって、適切な書き方があります。
SNSで正確な文章を書きません。文章の本質を学ぶことができます。

・就活でおすすめな本
絶対内定
一番読まれている就活本なので読みましょう。

なぜ7割のエントリーシートは読まずに捨てられるのか?
就活の疑問を解消できる本です。

新卒採用基準
就活での評価基準について丁寧に書かれています。

銀のアンカー
就活漫画です。分かりやすく、就活の本質を捉えています。
教養を身に付けるという点でもおすすめです。

以上です。ぜひ参考にしてください。


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