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死ぬということ


従兄弟が46歳の若さでこの世を去りました。


突然の訃報でした。

あまりにも突然。


前日までは元気だったそうですが

翌日、突然倒れ顔面と足が蒼白
心配停止の状態で救急搬送


意識はなく、3日後、亡くなりました。


愛する奥さん、可愛い3歳と7歳の娘さんを残して
あっという間に、いなくなってしまいました。



ブログのタイトルどおり、数日間
『死ぬということ』を考えてみました。

結論を言うと、答えは見つかりませんでした。



どんなに頑張っていても
どんなに気をつけていても
どんなにお金を持っていても


『死ぬこと』は誰にでも訪れて

それが

どんな死に方なのか
早いのか遅いのか


死ぬ直前まで
死が近づくまで

まさか自分が
この時に、こんな理由で
死ぬなんて思いもしない。




私は普段『生きる』ことばかりに目を向けて

今をこう生きよう、こんな生き方をしよう
…ということばかり考えているので

普段『死』については考えないし、ネガティブな気持ちになりそうなので、敢えて避けてきたことです。


でも


年も若い、身近な人が、家族を残して突然この世を去ってしまったという事実を、目の当たりにすると


『死』と『生きる』というのは
どちらも同じ、尊いものなんだな…と。


いつか訪れる『死』があるならば
その時まで『生きる』だけ。


だったら、どうせならば
ちゃんと、自分の生き方で、生きよう。



愛する人、大切なもの、かけがえのない時間。


愛する人、大事な家族…
ずっと一緒にいると思っていたのに


明日、一年後、十年後…
時間はこの先もずっとあると思っていたのに


私は『死』について、哲学や仏道など
難しいことは全く分かりません。

『死を恐がらず、悲しまず、悟りなさい』と言われても、大事な人が死んだらわんわん泣くし

自分が死にそうになったら恐怖で絶望します。きっと、確実に。


私はこの数日間、『死ぬこと』について考えたけど

結局、答えは分かりませんでした。


その時が来たら、とにもかくにも、死を受け止めなければいけないんだ…


…ということくらいしか、分かりませんでした。


だから私はもう、この先も『生きる』ことしか考えられません。


ただただ、自分が選んだ道を生きる。

大切な人と、大切なものと、大切な暮らしを
決して手放さないように、とにかく生きる。



***


ごめんね。

私は結局、死ぬことがどういうことなのか、分からなかったよ。

だけど、生きることの尊さを教えてくれて、ありがとう。


どうか、安らかに。
天国で、楽しく生きてね。

育児に奮闘しながら、文章とにらめっこしている毎日なので 脳に甘い刺激がほしいので、ちょっと贅沢なスイーツで自分をご褒美してあげたいです(笑)よろしくお願いします!