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D2CブランドはSNSに何を投稿しているのか?

はじめに

書籍『D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略』で紹介されていたブランドを対象に、SNSに関して、以下を調べてみました。

(1)どのSNSのフォロワーが多いのか
(2)SNSに何を投稿しているのか

(1)どのSNSのフォロワーが多いのか

感覚として、インスタ、Pinterestが強いと思ったので、実際はどうか主要SNSのフォロワー数をみてみました(YouTubeはチャンネル登録数)。コスメブランドの「Birchbox」がPinterestフォロワーが95万人と特徴的だった他は、想像以上にインスタに偏っていました。

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(2)SNSに何を投稿しているのか

次に、D2CブランドはSNSにどんな投稿をしているのか、プラットフォーム別に見てみました。それぞれ特徴的だったブランドを取り上げています。

インスタ編

スーツケースの「Away」は、旅をテーマにした投稿をメインでしつつ、ストーリーズやショップタブを活かして、雑誌とECサイトが融合したつくりになっています。

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一方、コスメの「Birchbox」は文字のTIPSを充実させていました。

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各ブランドのフォロワーボリュームは以下の通り。

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Pinterest編

断トツでフォロワーが多かったのが、インスタでも取り上げた「Birchbox」。8つのテーマ「MAKEUP」「BEAUTY」「HAIR」「LIFESTYLE」「WELLNESS」「SKIN」「SEASONS」を設けた上で、サブテーマでボードをつくり(例:BEAUTY | Nails、LIFESTYLE | Bathroom)、カタログの集合体のようにしています。

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インスタがTIPS中心だったのとは別内容になっていて、インスタのついでにPinterest(あるいはPinterestのついでにインスタ)を運用しているわけではないのがわかります。

各ブランドのフォロワーボリュームは以下の通り。

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Twitter編

Twitterに関しては、どこもそこまで力を入れていない印象で、淡々と投稿しています。唯一、コスメの「Glossier」がユーザー投稿を積極的にリツイートしているのが目立ったくらいでした。

各ブランドのフォロワーボリュームは以下の通り。

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YouTube編

Twitter同様、YouTubeもそこまで力を入れていませんでした。チャンネル登録が10万を越えていたのが、コスメの「Glossier」だけ。商品の利用動画、メイクアップ動画がメインコンテンツ。

各ブランドのチャンネル登録数は以下の通り。

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おわりに

とにかくインスタ中心ってことがわかったのと、YouTubeが思いのほか利用されていないのが驚きでした。

「Everlane」が生産工場の様子などを配信して透明性を出すとか、スーツケースの「Away」が旅動画をつくるとか、マットレスの「Casper」が使用感や眠りの重要性を伝える動画をつくっているのかと思いきや、積極的に運用している様子はみてとれませんでした。

制作コストと手間がかかるだけでなく、玉石混合のYouTubeの中で、D2Cブランドの確固たる世界観が馴染まない(他コンテンツに飲まれる)ためだろうと思います。これはTwitterにも言えることで、インスタやPinterestのように自分のペースで場所をつくれるプラットフォームの方がD2Cブランドと相性がいいのだと思います。また、動画はインスタのストーリーズで事足るという理由もあるでしょう。

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各ブランドのサイトとSNSリンクは以下の記事にまとめているので、それぞれ見たい時に活用ください👇

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インフォグラフィック・エディター/グラフィック・ノベル作家🦓NewsPicksで働きつつ、個人でも活動中。サイト『ビジュアルシンキング』運営。コミュニティ『ビジュアルシンキングラボ』主宰。📚著書に『たのしいインフォグラフィック入門』『図で考える。シンプルになる。』 ほか。