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「3月9日」と「粉雪」だけじゃない。レミオロメンの魅力、美しい歌詞フレーズとは

レミオロメンが大好き。

初めてお小遣いで買ったCDは、7th Singleの「粉雪」
生涯で一番好きなアルバムは、2nd Albumの「ether -エーテル-」


レミオロメンの何が好きって、歌詞が好き。
情緒的で繊細な表現、物寂しさと余白、比喩と対比。


そんな大好きなレミオロメンの各楽曲から抜き出した美しいフレーズ。

「3月9日」と「粉雪」だけじゃない。レミオロメンの魅力をご査収ください。


「アイランド」

理想や愛の言葉は口よりも前へ響かない
僕の純粋のような 欠けた月の明かりで君の影探しているよ


「蒼の世界」

蒼い影 霧雨に揺れてかげった
尻餅に跳ねた泥 秋が香った
僕ら出会った頃のように笑えない 


「アカシア」

勇気が足りないかい? それなら僕も同じさ
風を吸い込んだら アカシアの香りだけ 
胸をギュッと締めつけた


「永遠と一瞬」

永遠の彼方からこぼれ落ちて 流れ星にしがみついた
目を離した枕元に そんな夢を幾つ残した
一瞬の隙間からこぼれ落ちて 流れ星にしがみついた
目を覚ました枕元に そんな夢を幾つ残した


「傘クラゲ」

ビニール傘のその真下では 永遠さえも近くに見えた
君の右手と僕の左手 触れ合った時魔法にかかる
蓮の葉 弾いた 雨粒は太鼓の音 心臓に響いて 君から目が離せない
そこは夏になる前触れ 水圧で深く濃いブルー


「コスモス」

ガラスに額 預けて 火照った顔と目が合った
寂しくなって十五夜も 帰らぬ夢 月にウサギ
停留所にはコスモスの 乾いた顔が良く似合う
まるで世界は静かで 孤独じゃなきゃ それが良かった


「五月雨」

見慣れることのない空 瞬きはストロボ
若葉が擦れる音 土が蒸す匂い
日差しにとけた 五月雨


「翼」

嘘ついて消耗して 本音の尊さ気付いた
本音に傷つき疲れ果てて 自分を騙したくなった


「パラダイム」

ふるいパラダイム 無情 コートも過去の哲学のよう
体に馴染んだ頃には 一つ季節が終わる
真っ白な雪が行き場を無くした 人の思い出のように 高く積もった


「春景色」

それは晴れた晴れた月明かりの日 いつか生きた日々に戻れない
夢を隠した心細い時を 超えてほら春景色


「南風」

ガラスの国に迷い込んだ 僕の心は見透かされる
鏡の国に迷い込んだ 僕は心と向き合うのさ


「モラトリアム」

丁度僕なんかの様に 君なんかの様に 不完全なもんが合わさって
たまに完全に見えるんだ でもすぐその角度を忘れてしまうんだ
ねえ悲しいくらい 滑稽でも何でもなくて
太陽も風も空も分け合う事が出来るんだ
掛け違い 隠れて 時に遠回りした それでもきっと愛で繋がって


「流星」

もう二度と逢えないものに溢れて
Tシャツで走った夢を見てただけのことよ 笑っていて


「1-2 Love Forever」

不確かな未来から 不揃いの過去まで
僕らの平衡感は 今、何捉えてますか
今日が最高って言えなくたって
明日を愛することに理由はいらないぜ


この歌詞の奥深さと味わいを、
分かち合えるのであればそれは幸せ。

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