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#恵那山麓ガチツアー ガチレポート

岐阜県の東濃地区に位置する恵那市・中津川市。

恵那山の麓、中山道の宿場町として栄えた要所を舞台に、大学生と若手社会人が一泊二日遊び尽くす「恵那山麓ガチツアー」写真多めのガチレポートです。

7時45分にJR岐阜駅集合の0回戦

参加者の多くは岐阜・名古屋近辺に在住の中、丸山のみ飛騨高山スタート&車出しという最年長ゆえの圧倒的ハンデ。

21日(土)当日朝5時に起きて、7時45分にJR岐阜駅で太田圭哉くんと松岡花純ちゃんをピックアップするという無謀な計画でしたが、起床時刻は5時47分と圧倒的なスタートを切ります。

車内BGMはL'Arc〜en〜Cielの「HEAVEN'S DRIVE」と「Driver's High」のおかげか、7時43分に岐阜駅に到着する奇跡ムーブを実現。

すでに一仕事終えた感が滲み出始めますが、ここまでは実質0回戦。

写真の太田くんのテンションが、後ほど牙を剥きます。

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我が愛する古巣、岐阜大学へと向かい野村奈々子ちゃんをピックアップ。

集合場所のファミリーマート恵那ICへと向かいます。集合予定時間は10時。Googleマップ上はギリギリだったものの、徐々に余裕が出始め、SAに寄って時間調整。早速、インスタグラマーが朝から仕事しました。

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一方その頃、名古屋組はレンタカーで移動中。

仲井達哉くん、住田涼くん、河合将樹くんのカオスな車内。あまり同乗したくない。

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今回のツアーコンダクターである古井千景ちゃん(TKG)と、和田晶雄くんの地元民組も無事に合流し、いよいよガチツアーのスタートです!!

「えな笠置山栗園」でのガチ栗拾いと抽選会

まずは目指すは「えな笠置山栗園」での栗拾い。

しょっぱなからどこに連れていかれるのか一抹の不安を抱きながら、集合場所から恵那市を30分ほど北上。

なんとこの日は、年に一度の「収穫祭」だそう。「かさぎやまのクリボー」は任●堂の許可は降りているのだろうか。

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栗のつかみ取りに謎の抽選券が付いたチケット:入場料600円 を人数分購入し、いざ栗拾いへ!

ここからガチ栗拾いが始まります。

拾った栗は1000円 / 1キロ 払わないと持って帰れない鬼畜仕様のため、つまりは600円払って恵那のおじさんたちのために栗を拾うガチ奉仕活動。

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支給されたトングの形状に文句を言いながら、楽しく拾う一行。不慣れなシティボーイ&ガールズの私たちは、各自バケツ一杯分で許しを請います。

バザー的な会場に向かい、早速謎の抽選券を発動。うれしそうにクジを引かせるおじちゃん。こちらも栗拾いの疲労を吹っ飛ばしてクジを引きます。なんと当選率は8割(ガチツアー調べ)、賞品は「好きな野菜持って行って」

ちなみにハズレを引くと、当たりが出るまで引かされる仕様です。四半世紀で培った抽選の概念が揺らぎます。

当選賞品のニンニクやナスを片手に、「栗の手づかみコーナー」に全員が挑戦。この日のために鍛え上げた自慢の腕を披露し、そこそこの盛り上がりをみせます。

えな笠置山栗園
住所:恵那市中野方町4451-3
参考リンク:http://kasagiyama-kurien.jp/

「たまごや喫茶らんらん」は、ゆでたまご食べ放題

ガチ栗拾いを終えてランチへと向かう一行。

笠置山から今度は1時間ほど南下し、また栗拾いするのかと思うほどの山奥を抜けると、そこは山奥

「たまごや喫茶らんらん」に到着し、はしゃぐインスタグラマー。服の色が看板と酷似。

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山奥だがしかし、駐車場は満車。期待にお腹が鳴りまくる一行。周辺はなにもなく、焼畑の煙のみ。ここはディストピアか、ユートピアか。

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無事に生きて席に着き、2テーブルに分かれて全員お目当のオムライスを注文。

「ゆでたまご食べ放題」無料サービスに顔がほころぶ一行であったが、「追いゆでたまご」を重ねて一人で9個食べる猛者が誕生する。留年生は限度を知らない。オムライスのたまごを合わせたら摂取量一ダースという事実。

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ゆでたまごに沸き立つ太田くんを横目に、極上オムライスを堪能する。「たまごや喫茶らんらん」のオムライスはふわふわ濃厚たまご最高。自家養鶏場の産みたてたまごだそうです。

真横でしれっと、僕のツイートを丸パクりする和田くん。良い度胸だ。

お腹が満たされた一行は、謎の大量の残骸を残しつつ次なる目的地へ。たまごたちよありがとう。

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たまごや喫茶らんらん
住所:恵那市上矢作町漆原123
営業時間:8時〜19時(4月~10月) / 8時〜18時(11月~3月) / 8時〜18時( 土・日・祭日)
定休日:水曜日
参考リンク:http://ohemaga.com/report/ranran-kamiyahagi

古本「庭文庫」でくつろぎ過ぎる。

らんらんから次の目的地の恵那市笠置町は「庭文庫」まで、車で40分ほど爆走。

襲いかかる山道のカーブに、ゆでたまごを9個食べた太田くんが「産まれる」と後部座席で叫び続ける。車内で産卵はNG。陣痛に耐えて、無事に「庭文庫」に到着。

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築100年以上の古民家で営業される「庭文庫」は、文化、哲学、芸術関連の書籍や漫画が並ぶ、非常に文化度と教養の高い古本屋。

だがしかし、馴染むのが早過ぎるガチツアー一行。実家か。

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本来、古民家で古本に囲まれてテンション爆上げのはずが、ここで一気に訪れる疲れ。

急速に、しばしの休息を求めるメンバーたち。

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のんびり過ごさせてもらった結果、古本を12冊購入する猛者が誕生する。やはり留年生は限度を知らない。

また、庭文庫の玄関脇にお住まいの猫と戯れる、不敵な笑みを浮かべた不審者と遭遇。猫はさぞかし怖かったと思う。

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古本「庭文庫」
住所:恵那市笠置町河合1462-3
営業時間:10時~17時
営業日:金・土・日・月
参考リンク:http://niwabunko.com/

「かんぽの宿 恵那」で、恵那峡を一望しながらの温泉

次なる目的地は温泉!「かんぽの宿 恵那」へと車で20分の移動。おわかりだろうか。このツアー、移動距離がガチなのである。

そしていまだに、後部座席で「産まれる」と囁き続ける太田くんが一番の恐怖

無事に産卵シーズンを乗り越え、たどり着いた「かんぽの宿 恵那」。恵那峡を一望しながら浸かる温泉は最&高。日帰り入浴700円。浴場がすごく広かった。

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温泉後のタピオカ&ソフトクリームも摂取不可避。恵那峡を楽しみにまた来たいな。

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かんぽの宿 恵那
住所:恵那市大井町2709
日帰り入浴 営業時間:11時~21時(受付終了時間20時)
参考リンク:https://www.kanponoyado.japanpost.jp/ena/daytrip/index.html

農家民宿「丸屋」で長い長い夜を抜けて

途中、買い出しを挟んで本日の宿へと向かう。真っ暗闇の中、脱輪ギリギリの細道を走ってたどり着いたのが、農家民宿「丸屋」。

1日1組限定、築200年の古民家を貸切できる「丸屋」さん。囲炉裏で振る舞われる郷土料理は勝ち組の一言。

いやもう、勝ち負けとかそんな俗世的なくだらない概念は必要ないんだ。自然へと帰っていくように、ゆったりと舌鼓を打つ一行。

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一方、茶碗蒸しで太田くんの玉子摂取量は13個を突破。

「三重大学の飲み会よりマシ」を合言葉にビールを注ぎ合い飲み干す。三重で何があったのかはTKGと仲井のみ知るところ。

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このタイミングで合流できた小池世理佳ちゃんを交え、ここから長い長い夜が始まる。

思い返しても書けないことばかり。俗世の極みに達した一行の夜は更けていく。

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農家民宿「丸屋」
住所:岐阜県恵那市岩村町富田2667
料金:6500円(一泊、夕食付き)
参考リンク:http://ohemaga.com/report/maruya

二日目は、大混雑の「みのじのみのり祭」からスタート

翌朝は9時に起床するものの、寝起きが悪すぎるTKG。

二日目、最初の目的地は「ENAみのじのみのり祭」。ホームページによると、今年のテーマは「一新紀元、ENA-VATION(エナ・ベーション)で未来を創造」とのことで期待に胸が高鳴る。

恵那市民にとっては大盛り上がりのガチ祭りらしいが、事実、会場周辺激混みの、松茸の炭火焼・松茸ご飯振る舞いコーナーに激並びでビビる。

クレープは義務。こっそりタピオカも貪る。

五平餅シールを強奪して、気分上々のTKG。あの寝起きが嘘みたい。

唯一、しっかり祭りの写真を納めていた野村ちゃんのファインプレー。

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ENAみのじみのり祭
参考リンク:https://minojinominori.jimdo.com/

中津川駅前「にぎわい特産館」で金を落とす

次なる目的地は、中津川駅前の「にぎわい特産館」。もはや30分の移動時間など意に介さない。それ以上の興奮がここ、恵那山麓にはある。

観光客でごったがえす物産館にて、栗きんとんや地酒といったお土産を購入する。観光客のピークシーズンらしい。

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ちなみにこの写真でドヤ顔で写っている河合将樹くんが購入して、僕の車に置き忘れた栗きんとんは、高山まで旅をして僕の祖母がいただきました。

「孫からもらえるお土産は嬉しい」と祖母が喜んでいたことをここにご報告します。ごちそうさまでした。

にぎわい特産館
住所:中津川市栄町1−6−1-1F にぎわいプラザ
営業時間:8時30分〜18時
休館日:12月29日〜1月3日
参考リンク:https://nakatsugawa.town/tokusankan/

恵那市岩村町、女城主とHYAKKEIを臨む

最後の目的地、恵那市岩村町へ。朝ドラ「半分、青い」の聖地となった城下町は賑わいまくり。

日曜日にも関わらず、社用携帯が唸りを上げる仲井さんを横目に、各々の時間を過ごすメンバー。

よく覚えていないけど、こういう道中が一番楽しいよね。

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恵那の名酒「女城主」を醸造する、「岩村醸造株式会社」を見学。創業は天明7年(1787年)、看板から漂う佇まい。躊躇なく侵入するメンバー。

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気軽に酒蔵見学や試飲ができる喜び、しかし I am a driver。普段からあまり飲みませんが、こういう時はなんだか悔しい。再訪を誓います。

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岩村醸造株式会社
住所:恵那市岩村町342番地
営業時間:9時〜20時 (酒蔵見学は9時30分〜16時)
参考リンク:http://torokko.shop-pro.jp/

旅の最後は、ずっと訪れたかったレンタルスペース&シェアカフェ「HYAKKEI」に初訪問!園原さんにも久しぶりに会えました〜!

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SHARE CAFE HYAKKEI
住所:恵那市 岩村町 308
参考リンク:https://www.facebook.com/sharecafe.hyakkei/

ここで丸山がタイムアップのため、一足早く恵那山麓ガチツアーから離脱。企画してくれたTKG、本当にありがとう〜!!

他2名の脱藩者を連れて、一路名古屋へ。

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おまけ、帰路は名古屋と岐阜タンメン経由。

初の名古屋の車道にビビりまくりながら、「右折してすぐの交差点を5車線変更して左折」というGoogle先生の案内を無視するも、なんとか名古屋市公会堂で17時30分開演の市民ミュージカル「コモンビート」に無事間に合う。

感動的な公演を堪能し、国道41号線をまっすぐ走って帰路へ。途中、美濃加茂でのピットインは欠かせません。あぁ美しい。

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無事に日付を超える前に自宅にたどり着き、余韻に浸りながらの就寝でした。

【随時更新】恵那山麓ガチツアーまとめ。みんなの感想。

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気づいたら結構な文字数とボリュームになってしまった当レポート。それだけ充実して楽しかった時間であり、同時に感想戦までがガチツアー。ということで、参加者の感想をまとめていきます。


まずは、ツアー終了後まさかのTKG宅で延長戦を迎えていた花純ちゃん。

パーソナリティ Kasumi Matsuokaがお送りする「松岡花純のdaily radio」として、TKGをゲストに迎え、恵那山麓ガチツアーの思い出TOP3を語っています。ここまでレポートを読んだ方なら必聴!

二日目、知らぬ間に帰宅しやがった和田くんのエモいツイート。

太田くんも良い感じに投稿しているけれど、触れまくっていたのは「たまご」だからな。

序盤の栗つかみで手中に入れた栗たちを、栗ごはんにした仲井くん。そういうところ真面目だよね。めっっちゃ美味しそう。

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他感想があれば、随時更新していきます。

ということで、次回ガチツアーはどこに行くのでしょうか?新たな参戦者も募集中です。(休学・留年経験者優遇!)

最後にみなさん、たまごの食べ過ぎには気をつけてくださいね〜!

最後まで読んでいただきありがとうございます! 投げ銭でサポートしていただけると、丸山はいつもよりちょっと美味しいごはんを食べます。