治療院として身体を良くするときに着目すること

世の中には、(肉体的に)身体が壊れてしまったときに修理をしてくれるところはたくさんある。自分としてもそんな身体の修理屋さんを運営している。

資格的なことをいえば、柔道整復師という接骨院で仕事ができる国家資格を持っている。接骨院の運営もしてはいるけど、メインは整体のジャンルに入るであろう治療院でアスリートのボディメンテナンスだ。

整体ジャンルの治療院のメリットは、大雑把にいうと施術内容に制約を受けないことだ。壊れた部分だけに対してしか施術をしてはいけないとか、予防的なことはしてはいけないとか、そういう制約はない。(デメリットは健康保険を使えないことだ。)

この施術の制約がないというメリットを活かし、アスリートの身体がトラブルなく(予防)より正確にスムースに身体が動く(能力向上)ようにするための施術の理想像を追求し提供している。

大学工学部を出てからコンピュータメーカーで設計エンジニアを10年ちょっとやり、脱サラで今の仕事を始めて20年強の時間が過ぎた。エンジニアのときに培った考え方は、いまの身体を良くしていくことにかなりの影響を与えている。全く一緒といってもいいレベルだ。

アスリート、いや人を見るときのポイントは「動き」だ。肉体的なトラブルを抱える人の大半は、動いたときに痛みを訴える。じっとしているときに痛みを訴える人は少ない。

起きている現象を評価するには、起きている現象を再現して行うのが最も効率よく効果的だ。つまり痛みがあるのなら、痛みの出ている状態を再現して評価をするのが効果的で効率的ということ。

そう、「動いて痛いのなら動いた状態で評価せよ」ということだ。

ここまで来るのに、日々何かしらの進歩を積み重ねてきた。これだけの時間を費やしたぶん、かなりの精度と品質で痛みを減らしたり、より正確によりスムースに動く身体を作り上げることができるようになった。

そこで、「動きの見方と修正法」という勉強会を始めた。動きを見ることの重要性と、実際にどんなところに着目しているのかを伝えている。

一般的には動きを見るとか評価するという施術者は少ない。そもそも学校ではほとんど習わないし、評価が難しいというのが理由だろう。でも、やってみると驚くほどの効果がでるし、身体の動きに対しての理解が進む。

では、今月開催した勉強会のうち、雑誌でいう特集に相当する部分の映像があるので紹介したい。左右の重心移動についての見方と修正方法だ。実際に参加者に動いてもらい、それを評価し、改善していくというもの。

この勉強会はプロ向けではあるけれど、考え方などは一般の方に見てもらっても興味深いものなのではないかと思っている。今まで受けてきた治療でなかなか治らないという体験をお持ちの方には、その理由の片鱗が見えてくると思う。

ということで、映像を紹介したい。一般の方には、普段はまず見ることができない、動きをその場でどんどん変化させ、不具合を減少させていく様子が見られると思う。

参加費を頂いて行った勉強会なので、勉強会全体を公開することは控えた。

普段、この勉強会では足踏みを題材にしている。誰にでもやりやすい動作であり、かなりたくさんのことが理解できるからだ。

今回の勉強会でも、上の映像のあとには足踏みを題材に勉強会が進んでいる。また、修正方法を考える上で、人はどんどん先読みをしようとして、今目の前にある現象の評価を一つずつ潰していくということがなかなか難しいという話も出た。なかなか興味深い話だった。

ということで、このあとにノーカットフルバージョンを載せておいたので、どうしても見たいという方はこのノートを買ってご覧いただきたい。

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治療院として身体を良くするときに着目すること

はしおじゅん

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さいたま市大宮区で多分唯一のアスリート向けボディメンテナンス屋さんです。昔、コンピュータのハード設計エンジニアで、その時の知見・経験を施術に取り入れています。なぜか二輪の乗り物が好きで、バイクと自転車によく乗っています。 https://btl-k7.com/