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絵画の楽しみ方教えます。6-12

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これを使い、見れば容易に脳内で合成できます。もし、あなたが疑うのであれば是非購入して試してほしいのです。アマゾンで1000円くらい払えば買えますよ。
 では、何故レオナルド・ダ・ヴィンチはこの様なことをしたのかは、この絵に秘密があると思います。

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フーホ・ファン・デル・グース  1476年 ポルティナーリ祭壇画   ウフィッツィ美術館所蔵

若いレオナルド・ダ・ヴィンチが影響受けた油彩画だそうです。私は疑問に思いました。レオナルド・ダ・ヴィンチが、この絵の何処に影響を受けたのか全く理解できませんでした。奇妙な遠近感です。レオナルド・ダ・ヴィンチの画風とは全く違っている気がしました。

そこで、私は、この絵を同じように反転、貼り合わせ、50%透過してみたのです。

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実に興味深い絵になりました。私は理解したのです。もしかしたら、この反転、貼り合わせ、50%透過という手法は絵を描く仲間の中で、脈々と受け継がれた何か暗号の様なものではないかと思ったのです。まったく証拠に残らない暗号。しかも、それに気が付いた画家のみが受け継げる暗号なのではと推察するのです。このキリストの洗礼はヴェロッキオ工房の作品です。師匠のヴェロッキオ、やボッチチェリも参加しているらしいです。ということは、この参加メンバーはこの反転、貼り合わせ、50%透過を皆、承知していた可能性があるのではないでしょうか。これは大発見ではないかと思うのです。
私は以後、反転、貼り合わせ、50%透過を過去から全て行わねばならないと確信したのです。
「絵画の楽しみ方教えます。その5」で紹介した画像をもう一度掲載して「その6」を閉じたいと思います。

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あとがき

「絵画の楽しみ方教えます。その6」はいかがだったでしょうか?私はルネサンス以前から印象派まで、反転、貼り合わせ、50%透過を作成し解析しているところです。たまにフェイスブックで投稿もしていますが、すでに数千枚以上の画像を作成しています。その中で数々の不思議な画像と巡り合うことになるのですが、あまりにも範囲が広すぎでそれを考察し、まとめ上げるには私の能力が追い付きません。もう少し時間がかかりそうです。ここまで読んでいただいた読者に私からプレゼントをしたいと思います。数枚掲載いたしますが、出来ましたら、読者自身でこの手法を用い謎解きを楽しんでほしいと思います。 

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