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早生まれは、スポーツ選手として不利...ではない!

自分の子供時代のように自由にボールを蹴って遊べる場所を増やしていけないだろうか、と思い立ち、最近、写真のようなイベントを開催しました。

8人制のサッカーで試合をしている時よりも楽しそうに見えるんですよね。やっぱり遊んでいる時が楽しいし、上手くなるよね。って思います。

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さて、今日はスポーツ選手と生まれ月についてです。

日本のサッカー界だとプロ選手になるには「早生まれは不利」と言われていて、下のようなデータが出ています。

Jリーガーの生まれ月(外国籍選手は除く)
1位:5月生(178人)、7月生(178人)
3位:4月(176人)
4位:9月(154人)
5位:6月 (152人)
6位:8月(148人)
7位:10月(117人)
8位:11月(107人)
9位:12月(105人)
10位:2月(78人)
11位:1月(77人)
12位:3月(71人)

1位 178人(5月生、7月生)と 12位 71人(3月生)で選手数に、
2倍以上の開きがあるという結果。数字だけ見ると1~3月生まれは不利。
これは、結構ショックを受ける人もいるかなと思います。

しかも、他の競技でも同様で、例えばBリーグ(バスケ)でも1-3月生まれは不利だという数字が出ています。

じゃあ、早生まれはホントに不利なのか?

以前、3月生まれの佐藤寿人選手がこんなことを言っていました。

「やっぱり早生まれは厳しい面はありますよね。小さい時なんて、身体の大きさに差が出ますから。」

「体格面で劣っていたことで、自分よりも体の大きいライバルに勝つことを考えていたから、長く現役を続けられた。」とも言っています。

こういう考え方が出来る選手は、素晴らしいと思います。

でも、考え方ではなくて物理的に早生まれの不利を有利に変える方法はないかを考えてみます。

まずは、下の図を見てください。

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スペイン語で書かれているこのグラフから読み取れるのは、早生まれの人の方がプロ選手になっている確率が高い国があるということです。

グラフは、リーガエスパニョーラの数字で1-3月生まれの割合が約1/3。
アルゼンチンでも早生まれが、プロ選手になれる確率が高くなっています。

ようは、スペインやアルゼンチンのような1月スタートの国に行けば、1学年下のカテゴリーでプレーできるからチャンスは広がるという話です。

でも、スペインやアルゼンチンに行きプロを目指すって、日本でプロサッカー選手になるよりもハードル上がってんじゃん。

と言われそうなので、FIFAランキングが日本よりも低い国だとシンガポールも1月開始。育成年代からシンガポールにわたり、英語を学びながらSリーグを目指す。 Sリーグの平均年俸は500万を超えているので、挑戦するには面白い国です。

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日本の学校やスポーツクラブでは、学年内での体格差(成長の差)や理解力の差を考えて指導する事はほぼ無いため、有利不利が生まれています。特に学校(部活)だと変える事が結構難しい。

だから、本気でプロを目指して取り組むのであれば、色々な国・クラブで挑戦が出来ることを知り、自分が少しでも有利になれる場所で挑戦することをお勧めします。

FIFA加盟数はIOC加盟数よりも多く、沢山の地域で行われています。
せっかくサッカーを始めたのであれば、サッカーを武器に世界に出るべきだと思います。

☆☆☆

・無双ArgentinaC.F.は、アルゼンチンリーグに挑戦し、2026年2部昇格を目指しています。

・声で繋がるフットボールコミュニティ


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