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イタリア旅行で訪問したところあれこれ

行きたい場所があり過ぎるイタリア。
どうしても行きたい場所に優先順位をつけて絞り込み、
事前に予約をして訪問した。

今回のイタリア旅行に関する最後のnoteは訪れた観光名所について。

やはり感動!ヴァチカン美術館、螺旋階段はハリーポッターの世界のよう

ここからヴァチカンへ入国

イタリアの首都ローマに位置する世界最小の国ヴァチカン市国。
面積は0.44平方キロメートルで東京ディズニーランドよりも小さいというから驚き。実際、今回の旅行でヴァチカン市国の外周を一周歩いてみた。すんなり歩ける、歩数も上がるし景色も綺麗で一石二鳥。
イタリアからヴァチカン市国への「国境」でパスポートなどの身分証明は要らない。入国方法は2種類ある。

ヴァチカン市国への入国方法
・サン・ピエトロ広場からIN(手続きゼロ)
・ヴァチカン美術館からIN(美術館の予約チケットを見せるだけ)

投稿主はヴァチカン美術館のチケットを事前予約していたので上記の写真のゲートから入国。美術館のチケットで「国境」を越えられるなんてオモシロ体験。一方、サン・ピエトロ広場から「出国」した。

上記の記事にはヴァチカン市国訪問についての詳細がわかりやすく記載されていた。水曜日と日曜日はカトリック信者が多く集まり混雑するようです。

言葉が要らない(書けない)
学芸員さんの椅子にも見惚れる
頭上一面に絢爛豪華な装飾
ちょっと何かわからないけどお宝
口あんぐりしちゃう
システィナ礼拝堂への回廊の天井

とにかく見どころだらけのヴァチカン美術館およびシスティナ礼拝堂。写真のスキルが乏しいので芸術品の数々は肉眼に焼き付ける。

ヴァチカンへ行ってこの写真かい!!なニッチなものばかり。
実物に夢中になり過ぎました。
作品が多すぎて途中からわけわからなくなりました。

システィナ礼拝堂にある「最後の審判」は何としても観ておきたい!
ミケランジェロの人間技とは思えない渾身の作品。
壁に直接描いているなんて信じられない。最後の審判は撮影禁止エリアであり私語も禁じられている。ちょっとでも私語をしたら係員が迅速に飛んできて人差し指を縦に口の前へ添えて「シー」のジェスチャー。
ただひたすら心を整えて浸りたい。

美術館と礼拝堂を鑑賞後、漸く辿りついた螺旋階段。
ハリー・ポッターの世界に迷いこんだような気持ちになる。
エレベーターが魔法省の入り口みたいだと現実逃避がはじまる。

魔法省のカジュアルフライデー
魔法省のエレベーター

「ハーマイオニー、吸魂鬼に囲まれているんだぞ!」
「わかってるわよ、ハリー。でもアンブリッジが目を覚ましたときロケットがなくなっていたらーコピーを作らなくちゃ...ジェミニオ!そっくり!ほーら...これで騙せるわ...」
ハーマイオニーは階段を駆け下りてきた。

ハリー・ポッターと死の秘宝 上巻

はっっっ!!

いけない、スリに気をつけなくちゃ。ボーっとしちゃだめ。


素敵な素敵なヴァチカン訪問で
ありました。


コロッセオとフォロ・ロマーノ、パラティーノの丘からの眺めは古へタイムスリップしたみたい

ローマの中心、コロッセオ
コンスタンティヌス門
パラティーノの丘から見る景色

数千年前から現代に通じる程の文化的な暮らしをしていたローマ人に驚くばかり。
ポンペイの遺跡は市井の人の暮らしがわかり、ここフォロロマーノは身分の高い王族の拠点。
小高い丘まで猛暑の中、登りついた。パラティーノの丘から見下ろす景色は価値しかない。
古の世界へ連れていってくれるタイムスリップ感。

ポンペイの遺跡、たった一日で消えた街。数千年前の暮らしぶりがレベル高すぎ

ポンペイの遺跡入り口

西暦79年に起きた大規模なヴェスビオ火山の噴火により一夜にして「街」ごと火山噴出物で覆われてしまった古代都市ポンペイ。
約2000年前にも関わらず、碁盤の目のように水道網が通り浴場や運動場、パン屋やデリキッチンが並ぶ。
まるで現代の私達の暮らしの原型が2000年前に整っていたなんて信じられない。さらに驚くのは、「お洒落に暮らそうとしている」ポンペイの姿。
商店街の店の入り口はそれぞれ個性がありモザイクタイルで装飾していた形跡がある。裕福な家庭の家には庭に噴水があり、壁一面が絵巻物のような人物像が描かれている。
心にゆとりを持って日々を楽しみ文化的な暮らしをしていたことが確かな証拠として眼前に広がる。
最近は、「馬車」が見つかったそうで結婚式などのお祝い事に使用されていたことも確認されている。

馬車が通った轍がくっきり
2000年前へタイムスリップ
火山噴火に逃げ遅れた人の石像
デリキッチンまである

ミラノの最後の晩餐は素晴らしい演出で満足度高い

超優秀なコンサルが入ったのでしょうか?素晴らしいツアーでした。
予約必須のチケットを取った甲斐がありました。
小ぶりな教会サンタ・マリア・デッレ・グラッツェが世界屈指のアトラクションになっていた。
今から25年以上前、投稿主は友人とイタリア旅行を楽しんだ。
当時この教会は修復作業の発展途上であり「最後の晩餐」は見えたものの、周囲は白い布で覆われていて言わばチラ見せ状態。

今回予約訪問した場所の中で一番嬉しい変化を実感。

ツアーの入口
待合室から見える中庭
美しく修復されている
全体像
修復技術の高さがわかる

ツアーは30人くらいの小さい団体で入場。室内はガンガンにクーラーが効いていてありがたい!
外は猛暑、ヂリヂリ暑く干上がりそう。恵みの冷気だった。
身体の体温が落ち着いたところでレオナルド・ダ・ヴィンチの傑作
「最後の晩餐」を鑑賞する。

あぁ、素晴らしい。
音のない静かな空間+冷房が効いている環境のおかげで世界に浸れる。

高い技術の修復はここまで当時の様子を知らせてくれるのか。

時間制限は15分ほど。
濃い15分を過ごせる。

オペラの殿堂ミラノのスカラ座、内装美術に圧倒される

ギャレリアを抜けてすぐ
歴史を感じる室内
赤で覆われた重厚な内装美術
6階建のボックス席
舞台装飾にしばし見惚れる

特に予約をしたわけではなく、ふらっと立ち寄りしたミラノのスカラ座
ギャレリアのアーケードを抜けてすぐの立地のため、観光のちょっとした空き時間を利用して施設見学ができて便利。
シンプルな建造物の外観とギャップがある煌びやかな内装。
赤シートで覆われた客席ボックス、迫力がある舞台装飾にぽーっと見惚れてしまった。オペラに関する知見がなくても「ここが素晴らしい聖地」であることが体験できた。

長い記事を読んでいただきありがとうございました。

イタリア熱におかされ、一つの旅行を六分割に分けてしまいました。
楽しい旅行でした。

読んでいただいた方へ心より感謝申し上げます。

Junko Summer


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