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日本酒に合うおつまみ「椎茸の3種焼き」のレシピ

原木椎茸を3つ使って、日本酒に合うおつまみプレートを作ってみました。

レシピはとっても簡単です。

-「椎茸の3種焼き」
椎茸の傘の部分に少し日本酒をたらして、それぞれに①~③を乗せてオーブントースターで5分焼きます。
①塩コショウしてレモンの薄切りを添える
②パン粉と鰹節とマヨネーズと醤油を混ぜたものを詰める...
③お味噌とみりんと大葉の千切りを混ぜたものにチーズを乗せる

チーズやマヨネーズなどコクのある調味料と椎茸は仲良しみたいです。

贅沢な香りとともに…日本酒にとてもよく合いました。

きのこの語源は「木の子」。

その由来のとおり、木から生えているからこう名付けられているのは誰もが想像するとおり。

でも、出回っている生椎茸の約9割は、木に生えていない菌床栽培。その残りの約1割が本来の「木の子」である原木椎茸です。

菌床栽培の椎茸は棚もちがよく、価格も安定しているので、私もスーパーなどで購入するのはほとんど菌床の椎茸です。でも、たまに原木の椎茸を手に入れた時のあの袋を開けた時の香りと言ったら・・・もうたまりません。

椎茸の旬は春(3~5月)と秋(9~11月)くらい。

以前、椎茸を育てる農家さんに聞いたところ、秋の味覚のイメージが強い椎茸だけど、春に採れるものは格別に美味しいらしい。実が詰まって熟成しているそう。(↓ほら美味しそうでしょ?思わず顔書いちゃいました。)

春の椎茸の収穫時期の目安は「梅の花が咲く頃から桜の花が咲く頃(開花が遅いものも含めて)」 と考えるのがよい目安と教えてくれました。

今は梅が終わり、桜が咲く時期ですが、桜が香る時期にどこかで原木椎茸のよい香りがしている、ということですね。

全国的には3~5月中旬までは原木椎茸が出回っているはずですので探してみてくださいね。

中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。