ジョーダン・ラカイ@コットンクラブ

2019年9月3日(火)

コットンクラブで、ジョーダン・ラカイ(2ndステージ)。

3rdアルバムを携えた1年8ヵ月ぶりの日本公演。バンドはギター、ベース、ドラム、パーカス、鍵盤&歌のジョーダンの5人編成で、みんなお洒落に気を使わなさそな人たちであり(全員Tシャツ)、みんないかにも柔和そう。けどドラマーを筆頭に演奏力は非常に高く、目を閉じればまるで音源を聴いてる錯覚に陥るほど。つまり前夜に観たカマシのバンドの真逆で長尺ソロとかアドリブ的なことはせずきっちり真面目に進めていくバンドということだが、だからといって決して血が通ってないとかいうことではなく、特に新作の外向きなノリを反映させた中盤以降は洗練されたファンキーさを存分に味わわせてくれた。グルーブが凄くて、これでカラダ揺らさないでいられるひとはどうかしてると思ったくらいに。

というわけで、ジワジワと熱を帯びていった中盤以降から自分の体温もどんどん上昇していったわけだが、そうなる前に1曲やったジョーダンの弾き語りにもしびれた。サム・スミス似の美声がそこで映えていて、僕もう、うっとり。まわりの女性客たちもみなさんうっとり。

聴きたかった曲はみんなやってくれたし、これまた満足度の非常に高いライブでした。トム・ミッシュとかあんなに盛り上がってるんだから、こっちももっと話題になるべき。公演、今日も明日もあります。

今度はあれだ、リチャード・スペイヴンとふたりでのライブも観てみたいもんだ。




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