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【KAI】突如入隊 EXO完全体でのカムバック叶わず

所要時間:5/4 17:21-55(34分)

KAI’入隊ミステリー’…SM・兵務庁両者食い違う説明、’兵役免除’から規制を取り戻す犠牲?[TENピープル]

[10asia=ユン・ジュノ記者]

EXOのカイが急遽入隊する。カイの入隊について、所属事務所SMエンターテイメントと兵務庁の説明が食い違っている。一部では、最近話題になった’芸能人の兵役免除’論争を背景に、’規律を取り戻す’ための一環としてカイがその犠牲になったという声もあがっている。

去る3日、SMエンターテイメントは、ファンプラットフォームを通じて「カイがきたる11日、陸軍訓練所に入隊し、基礎軍事訓練を受けたのち、社会服務要員として代替服務することとなった」と明かした。

カイは今年、所属グループの完全体活動に向けて準備をしていた。しかし、兵役庁の入隊条項規定の変更により、急遽入隊することになったという。現行の入隊規定上、計5回の’入隊延期’が可能だ。芸能活動は’その他の事由’に該当し、これにより2回入隊を延期することができる。残りの3回は、疾病、就職活動などが延期の理由に値する。

SMエンターテイメントは、カイが入隊するに至った背景について「兵役庁の突然の規定変更」をあげた。一方兵務庁関係者は、「該当規定は2010年から適用されていた」とし、「カイの入隊は唐突な規定変更によるものではない」と回答した。

該当の入隊条項は、法律ではなく規定だ。そのため、’解釈の食い違い’が発生する。SMエンターテイメントは、約30年間、所属アーティストの入隊問題を扱ってきたベテランだ。2010年から適用されていた規定を知らないはずがないというのが業界内での見方だ。

兵務庁本庁の場合、5回中2回のみ芸能活動による入隊延期を認める。各地方庁の場合、法的強制性がないが故に解釈の違いを以って、最大5回まで入隊延期を認めるというのがしきたりだった。突然変わったのは、規制ではなく、’解釈の違い’の部分だということだ。

兵務庁が態度を変えたのは、’芸能人の兵役’に関する否定的な社会の声が原因だと指摘されている。先月11日、ラッパーのRAVIが’兵役免除’嫌疑で懲役2年を言い渡された。兵役ブローカーク氏、所属事務所代表キム氏と手を組み、虚偽の脳電症診断書を提出、兵役免除を試みたという疑いだ。この一件により、兵務庁が入隊予定の満28歳の男性芸能人に関する入隊規定を一律に定めたというのだ。

カイの入隊に影響を受けることなく、EXOのカムバックは進められる予定だ。5年ぶりの完全体での活動に期待を覗かせていたファンにとっては残念なお知らせとなった。

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