“あなたの一度の人生はアイデンテテイを探す旅”

「早稲田建築AO入試で行われる空間デッサンと作文」と「自己PR資料」を創ることは将来、世界で活躍する芸術建築家になりたいという“志”をもつ人ならば、必要な専門技術としてのデッサン力とどういう建築を創りたいのか?という芸術家であるならば、自己と向き合い自分の人生の設計図である、ブループリントである自己内省的で哲学という自分のアイデンテテイの方向性を持っていなければいけません。

これは何もこれから大学受験をする高校生だけではなく、既に会社務めをしている日本の会社でのタテ型匕エアエラルキー社会での、年代が異なる人と仕事をする難しさや、日本社会が求める集団同調主義からくる無言の圧力な

ど無数の拘束感と重圧があるので、パワハラ、セクハラ、突然の解雇、自宅待機など今回のコロナ騒動でも大量に発生し、ハローワークや役所などに行くとそういう人で混雑している現状があります。大学ほか小中校も休校やテレワークなどでの遠隔授業や政府の後手後手の迷走内閣では、実体経済でも

数多くの零細事業者の倒産や閉業が報道されています。こういう世界的な突然起こる変化はやはり20世紀よりも早く、世界中を巻き込んでいきます。

そういう組織型洗脳教育などから繊細な人は神経がやられ鬱病を発生したり、町医者の精神科に行くと、米国型のイメージング療法ではなくまるで一世紀も前の問診療法で、数分の質問だけで異様に大量のとんでもない強い、抗うつ剤投与の単なる対処療法で服薬からくる後遺症でますます悪くなる事例がおこります。

➡ ヒント:
優れた小説で小説家を主人公にした(フランク・ロイド・ライトがモデル)、米国の優れたアイン・ランドの「水源」の最終章に書かれている、建築芸術家であるロークの建築裁判での冒頭陳述は、優れた建築に対する自分の意見を真摯に述べた素晴らしい文言であり、優れた建築家の精神の内面性を表現したものとして、私も昔に読み感動し心に深く刻まれた優れた文学です。

アイン・ランド-水源

ライト完成予想ドローイング

今回のコロナの世界的感染による大きな変化は外出制限という、自宅内に押し込まれる身近な環境変化があります。これなども今までの画一的な日本の建築事情と環境がもはや何の約にも立たないのである意味、欧米型の個人主義型でライフスタイル重視で個性化へと変化する機会に移行する機会と言えます。

➡ これはわたしの私感ですが、人は人生の最初の30年で、自己のアイデンテテイを探す旅に出る。

そして様々な試行錯誤を20代で繰り返す、表現本当の自分の好きな分野と強みを探し、その後の30年はその習慣によって生きる。だから世間という共同幻想で創られた、一つの型である常識は存在しない。

そういう一つの方にはまった人間が世界を変える何かを創り出すのは難しい。だから直感と感性がまだある20代で素晴らしい作品を作り出した芸術家が、30代、40代、50代で輝きを失う。

▶だから受験生の高校生という10代最後の年齢は、無限の才能を持つ地中に埋もれた隠れたダイヤモンドだと言えます。そういう意味では早稲田建築をはじめとした工学系大学における、実技試験や自己PRポートフォリオ制作が行われるのは、私は大きな自分を深くフォリ下げる、自己内省のチャンスであり、あなたのアイデンテテイを深掘りして、自分のアンカーポイントを探す人生のブループリントを創る旅であると感じるよいチャンスであると感じます。



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