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対話を通じて、組織を元気にする

これから会社でやっていきたいこと。それが「対話を通じて、組織を元気にする」こと。社名の由来でもある元気にするという想いを実現する方法。

製造業というフィールドに関心を持ち、設備から始まり、グループウェアやIoTシステムの導入まで、お客様から機会をいただき、かなり幅広く現場に携わらせていただいた。

やりたいことをたくさんやっている中で、一周回って自分が喜びを感じる瞬間に出会うことができた。それは、設備やシステムの導入によって効率化された状態というよりも、そのプロセスを通じて、組織に所属する方々が変化していくことだった。「こういうことやってみよう」とか「これは製造部門だとこうだけど、生産管理だとどう?営業はこういうことないかな」とかいろいろな部門を超えてコミュニケーションをとれている状態にわくわくした。

製造業は、「部門の役割があり、縦の階層も深い」イメージがあったが、部門を超えてコミュニケーションされている姿をみて、自動機やITシステムなどのテクノロジーを活用した先には、フラットなコミュニケーションが生まれている状態だと思うようになった。

最近、Slackを導入したことで中間管理職が必要なくなったという記事を見かけた。システムが、情報伝達の階層をフラットにした。

今後はより従業員同士のコミュニケーションが求められると思う。こういったシステム導入の話になると、既存社員が不要になるのかという話題が必ずあがる。私は不要になることはないと考えている。システムを使うのはあくまで人間であるので、それを設計し、使う人はなくならない。

またベテランの技術力や一品一様のものづくりもなくならない。実現したいものを表現する方法には幅があり、残ると思う。相対的に自動化・システム化された製造方法は多くなるが、否定するものではない。

また、やりたいことが見えてきた。形にしていきたい。やりたいことを実行していくプロセス。これが私にとってのものづくりでもある。

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