杉山純一

経験を通じて、学んだことや思ったことを記録しています。株式会社ジャパン・エンダストリア…

杉山純一

経験を通じて、学んだことや思ったことを記録しています。株式会社ジャパン・エンダストリアル代表取締役。「ものづくりの世界をより豊かに」という志を持って活動しています。

最近の記事

ニュースレターを、始めます。

以前からメルマガやニュースレターには憧れがありました。自分の考えを言葉にし、誰かの役に立てるようにすること。自分の経験を、対面で会わなくても届けられる方法。 これまで何回か挑戦しようと試みていましたが、宣言をして開始したいと思います。 私は言葉にすることに強い動機があります。読書が好きで、12年で1,700冊の読書記録をつけています。その中でも私は「思考と行動における言語」と「成人発達理論による能力の成長」という書籍に大きな影響を受けています。能力を身に付けることは、言葉

    • 【マネジメント層向け】外観検査自動化のポイント

      製造業においてAIやIoT等のテクノロジー活用は注目を集めています。今回は画像処理の技術とともに広まりつつある外観検査自動化のポイントについて紹介致します。 外観検査の自動化とは外観検査とは、部品や製品の品質を保証するため、外観を確認する検査です。主に部品や製品の表面に付着した異物や汚れ、傷、バリ、欠け、変形などの外見上の欠陥を確認し、「良品」または「不良品」判定を行います。目視検査が主流で、人間の五感を使って品質を判断する「官能検査」の代表例であり、業界や製品問わず実施さ

      • 11月に取り組んだこと(サービス編)

        今回は、顧客をサポートして成果が出たこと、そして活動内容をまとめます。定量的には、下記のような成果がでました。(期間は単月ではなく、3ヵ月間) ・エンジニアに頼らないアプリ開発で検査費を1,500万円削減 ・業務効率化サービス導入でソフトウェアの経費を120万円削減 ・クラウドサーバに移行し、サーバメンテナンスのコスト削減 ・1日140枚使用していた紙の資料を全て廃止 顧客にヒアリングし、定量的にどれだけ成果があがったかを教えていただきました。 定性的にも成果があがりま

        • 11月に取り組んだこと(営業活動編)

          弊社は製造業を元気にするという志のもと事業活動を行っています。製造業の働き方に着目し、自己実現と仕事を統合できる環境の構築を目指しています。これまで、あまり情報発信をしてこなかったのですが、11月から本格的な活動を始めました。その活動についてnoteを公開します。 私にとって、単なる営業活動ではなく、より良い環境を構築するためのきっかけづくりであります。どうやったら価値観の押し付けではなく、お客様とともに、実現していけるのかを考えていきたい。棚卸しの機会として、公開し、客観

        ニュースレターを、始めます。

          対話を通じて、組織を元気にする

          これから会社でやっていきたいこと。それが「対話を通じて、組織を元気にする」こと。社名の由来でもある元気にするという想いを実現する方法。 製造業というフィールドに関心を持ち、設備から始まり、グループウェアやIoTシステムの導入まで、お客様から機会をいただき、かなり幅広く現場に携わらせていただいた。 やりたいことをたくさんやっている中で、一周回って自分が喜びを感じる瞬間に出会うことができた。それは、設備やシステムの導入によって効率化された状態というよりも、そのプロセスを通じて

          対話を通じて、組織を元気にする

          自分のやりたいことを持ちつつ、自分以外の人のやりたいことを実現できるようになりたい

          お客様や仲間との出会い、自分との向き合いによって、私が大切にしたいものが見えてきた。ここ数年間は、自分の志は何かと考え続けていた。自分とは探すものではなく、決めて創るものであるといわれるが、私は自分の強いエネルギーに向き合う一定の時間が必要だった。 私が大切にしたいことが言葉になってきた。これは、無理につくることはできなかった。言葉が生まれて新しい気持ちが生まれてきた。それは、自分のやりたいことを大切にしつつ、自分以外の人のやりたいことを実現できるようになりたいということ。

          自分のやりたいことを持ちつつ、自分以外の人のやりたいことを実現できるようになりたい

          勝手に世界を、小さくまとめていないか

          自分の想いが、気づいたら社会を歪めた眼で見る眼鏡になっている。○○業界と定義しようとすることは、ありのままを捉えられていない。業界地図など、概念を与えられることになれている自分は、社会が業界地図のようにきれいに分類されていると思っている。 人間の本質は、どの業界でも変わらないはず。(ここで人間の本質とは、なにかとは言わない。抽象的なもの) 私が実現したいことは、「お互いの価値観を認め合い、自分の心に従い、表現し、社会を元気にしていくこと」。これはとても難しい挑戦だと思う。

          勝手に世界を、小さくまとめていないか

          関心のあることから、始める

          私の関心は、工場で技術を持っている人たちと携わり仕事をしたいということでした。これは創業してから考えていたようですが、自分の中で明確に言葉にされていませんでした。サービス(事業)として価値を提供していくことと、現場に入って一緒に仕事をしたいということは、意味が異なります。会社という形ではなく、社員としてどこかの企業に就職すればよいはずです。深く生産現場に携わる中で、時間をかけて気づくことができました。満たされていないものは、満たすために行動する。やってみないとわからない。まず

          関心のあることから、始める

          目的と手段の関係性に関するメモ

          ものすごくお世話になっている製造部長がいます。私より4つくらい上で、30代前半に、部長職になられていて、最速&最年少で結果を出された方です。その会社は技術力を強みにしていて、その根幹にある技術力を作り上げた立役者のひとりが、その製造部長です。 その方から本当にたくさんのことを学ばせていただいています。その方は、SNSでつながっていませんし、プライベートもわかりません。いつも現場や会議室で打合せをするだけです。しかし、すごく深く人生観や仕事のこだわりについて、話をする機会があ

          目的と手段の関係性に関するメモ

          地図に残らない仕事。

          「地図に残る仕事。」これは、大成建設のキャッチコピーです。 地図に残るとはつまり、自分の手掛けた仕事が人に忘れられずに残り続けるということです。人々に認知され、友人や家族に誇ることができる仕事です。 「地図に残らない仕事」、これは、言葉の通りですが、人から認知されず、わかりやすいものがないので、伝え、理解してもらうこと、誇ることが難しい仕事を、私の中で意味しています。 私は、今ものづくりの、特に生産現場で、この感覚を持っています。 量産体制を構築している、製造現場での

          地図に残らない仕事。

          ウェブサイトを新しくつくりました!その過程を振り返る

          3月12日(金)ウェブサイトを新しくしました。ドメインも新規で取得しました。リニューアルではなく、初めてちゃんと会社としてウェブサイトをつくりました。本当に、とてもとても嬉しいです。 最新のサイト このサイトを立ち上げるまでには長い経緯がありました。2019年に設立した会社でしたが、最初は手探りで、何がお客様にとっての価値として提供できるかわかりませんでした。気持ちが先行して生まれた会社で独立したての自分は、何が価値になるのかもわかりませんでした。(創業の経緯はこちらにま

          ウェブサイトを新しくつくりました!その過程を振り返る

          新領域を学ぶときは、過去の経験を新しいフレームで再解釈する

          新しいことを学ぶときは大変だ。例えば部署異動や立場の変更など、新しいことを学ばなければならないことは多々ある。私も新しい会社を立ち上げて毎日学ぶことばかりである。私の場合、いち営業だった立場から、もっと広くリソースを扱える立場になり、さらにお客様の属性もバックオフィスだったところから、生産管理に変わっている。 学ぶことがたくさんあるのに、時間が足りない。そういうときはどうすればいいか。私なりの方法をご紹介する。 1.全体像を理解する私は、学びたいテーマの全体像を理解する。

          新領域を学ぶときは、過去の経験を新しいフレームで再解釈する

          語り得ぬものについては沈黙しなければならないのか?→いいえ、語ります。

          最近、SNSに投稿することを習慣にしています。これまで日記に記録していましたが、SNSなどに投稿することはしていませんでした。記録をつけるというのは、小学校から始めた「野球ノート」以来の習慣です。その後は、形を変えて社会人になってもノートを記録し続けました。今では、記録の媒体がevernoteやnotionという形になって続けられています。 心の支えができた人の喜びも苦しみも、人の関係性から生じる。これまでは、リアルな世界での接点を中心に、コミュニケーションをしてきました。

          語り得ぬものについては沈黙しなければならないのか?→いいえ、語ります。

          BtoBのWebマーケティングを実践から学ぶ

          最近、本格的にWebマーケティングの勉強を始めました。弊社は、BtoBサービスを提供している会社です。BtoBの営業については、比較的アクションしてきたつもりなのですが、マーケティングとなるとなかなか難しいです。ちゃんと学ぼうと思いました。学んだことと、自社の実践記録をnoteに書いていこうと思います。 まずは「誰に」「何を」「提供しているのか」考えました会社を立ち上げたのが2019年です。はじめは産業用ロボットの導入サポートをする事業から開始しました。なぜ、このようなこと

          BtoBのWebマーケティングを実践から学ぶ

          弊社がやっていることをご紹介します(製造業×IT活用)

          最近、自社で発信している情報をまとめてみました。今後は、情報をたくさん発信していこうと決めた後、「そもそも今って何を発信しているんだっけ?」という話になりました。驚きました。何をやっているかを書いているものがないことに。私が直接会ったことのある方や間接的に話を聞いたことある方にしか伝わっていません。自ら現場に足を運んで進化させ続けて今に至りますので、必要としている人にとって役に立ちます。それをちゃんと届けていきたいと考えています。 何をやっているのかシンプルにいうと製造業向

          弊社がやっていることをご紹介します(製造業×IT活用)

          ものづくりの世界をより豊かに

          会社を創業したのが2019年7月です。当時は「日本の製造業を元気にする」という志で会社を立ち上げました。 会社名「ジャパン・エンダストリアル(Japan Emdustrial)」とは、”Empowerment(力を与えること、元気づけること)” と “Industry(産業・製造業)“ を組み合わせた造語です。そういった想いからこの会社は始まっています。 起業前に思っていたこと私はもともと広報IR領域の事業に携わっていました。上場企業の理念や戦略、ビジネスモデル、財務情報

          ものづくりの世界をより豊かに