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愛すべきバカ

 僕が通っているジムには、様々な年代の方がいます。今日は、大学一年生(18歳)の子とスパーリングしてきました。

 結果、うちあげられた魚のようにピチピチの十代に勝てるはずもなく、ボコボコにされてしまったわけですが、まあ、こいつが本当にバカな十代そのままのエピソードを提供してくれました。

 とにかくモテたい彼は、大学に友達もいないのにミスターコンテストに出て、最下位となり学内の笑いものに。しかし、それでもへこたれず、女子が集まるところはどこだろうと考え、タピオカ屋さんでアルバイトを始めたのですが、厳しいワンオペに晒され、女子とお知り合いになるどころか、タピオカ作りだけ上手くなってゆく始末・・・挙げ句の果てに、今度はなんとDJを始めようとなけなしのお金で機材を買ったその日にテーブルから落としてしまいDJの夢をたたれると言う・・・もう、面白すぎて愛さずにはいられないバカっぷりを発揮する日々を送っているとのことでした。

 いやあ、10代の勢いって最高ですよね。でもきっといろんなバカな経験している奴ほど、数年後にはモテる男になると信じています。失敗を知っているからこそ、人に優しい人間になれるから。

 でもな、齢40近い先輩に本気でハイキック打ち込むあたりは許せませんがね!笑

 そんな彼にはこの曲を。


僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。