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神様のミス

 こんな僕でも、女性からこんなことを言われたことがあります。

 「この人だと思ったの。会った瞬間に運命の人だって」

 いま考えれば、と言うか当時もこんなことを言ってもらえてとても光栄だったのだけど、その女性とはお付き合いすらしませんでした。

 それからしばらく経って小説「中目黒の街角で」のモチーフとなった相手に出会った時、今度は僕自身が「この人だ。この人に会うために生きていた」と思ったのだけど、結局彼女は今、隣にいません。

 まるで神様のお告げのように「ビビッときた」(古い)的な感覚が訪れたのに、結ばれないことがある・・・そう考えると、その「感覚」って一体なんなんだろうと。僕ら自身の勘違いなのかな?あるいは本当に静電気だった?

 もしかしたら、神様がミスってボタンを押しちゃったとか?だとしたら、ミスらないオペレーションを作って欲しいっす。結ばれなかった場合、かなり長く凹むんで・・・

 なんでこんなことを書いたのかと言うと、久しぶりにこの曲をラジオで聴いたからなんです。スピッツ「運命の人」。うーん。僕の運命の人は何処に・・・かーみさーま〜


僕は37歳のサラリーマンです。こらからnoteで小説を投稿していこうと考えています。 小説のテーマは音楽やスポーツや恋愛など様々ですが、自分が育った東京の城南地区(主に東横線や田園都市線沿い) を舞台に、2000年代に青春を過ごした同世代の人達に向けたものを書いていくつもりです。